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こんにちは! 大番頭の羽柴です。

この間、先月完成見学会をさせていただいたお客様と会う機会があり、お話をしたいたら、
「そう言えば、あの花がまだ咲いているんですけど。」と言われビックリ。

あの花とは・・・


あの花とは、3月20日から3日間完成見学会をさせていただいたのですが、初日に見学会の準備をしていて、どうも殺風景だなと思い、近くの100円ショップからシンプルな花瓶を100円で買い、その向かいのスーパーからバラの花2本とブライダルベールがセットになった花束?を400円で求め、真っ黒な石を床に配した床の間に飾ったのです。

それを見学会が終わったあとそのままでお客様にお引渡しをしました。
お客様はすぐには引越しをされず、たまにものを運びこむ程度に出入りをしていて、暖房(蓄熱)も入れっぱなしで室温は18度ぐらいだそうです。途中一度だけ水を取り替えたとのことです。

「羽柴さん。花って2週間もそのままでいるんですか?」
その切花がほとんどへたりもせず、2週間以上咲き続けているのにお客様は驚いていました。
「えっ! あの花 まだ咲いてるんですか?」 それを聞いた私もビックリです。

ふつうなら、いや私の思い込みだと、4〜5日から長くても1週間ぐらいもつだろうと思っていましたが、こんなに長持ちするとは思いませんでした。
そしてどう説明してよいやら分からず、「漆くいの抗菌作用だと思われます。」などと答えていました。

漆くいは確かに強アルカリ性を示し、インフルエンザウイルスが瞬時に確認できなくなるなどの抗菌作用(?)があることはすでに確認されています。
そこに生息できる細菌は、麹菌ぐらいしかないといわれ、酒蔵などではとても良い環境ができているのだと思われます。

世界的にもピラミッドの中など昔から住空間を漆くいで仕上た家が現在も使われています。
それだけ身近にあった物を、そして健康にも害のない漆くいを使わない手はないと思います。

見学会にこられた人の中には、漆くいの匂いがどうしてもダメという方がごく少数いらっしゃいます。
すぐに会場を出られて外で待っているのですが・・・
「漆くいの匂いは徐々に薄れていって、気にならなくなりますよ。」と説明させていただいています。

それとは反対に、見学会場に入るなり、「いい匂い!」とか「懐かしい匂い!」などと仰る方や、気になりますか?との問いに、「ぜんぜん気にならない」という方々が大半いらっしゃるのです。

私個人としては、少し鼻づまりの傾向があり、漆くいの部屋に入ると鼻の通りがよくなってとっても快適です。  では、また。






2009.04.08:hashiba:count(1,190):[メモ/ スタッフレポート]
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