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そう言えば、前回の見学会に学校関係者の方が来られました。
(以前からチラシを見て気になっていたとのこと。)

山形市内の小学校でも今、シックスクールの問題が常に話題になるそうです・・・。

最近では、汚れた壁をリフレッシュするのに塗装しようと決まったが、どんな塗料を使うかで会議を開いたそうです。

ちょっとしたことでも常にシックスクールということが頭にあり、何をするにも今は気を使うと言っておられました。

やはり、山形でも化学物質に敏感な子供たちが増えているようです。

国は、2003年7月建築基準法を改正して、ホルムアルデヒドの室内空気中の濃度を0.08ppm以下とするという基準値をつくりました。(シロアリ駆除剤のクロルピリフォスは、原則使用禁止。)

しかし、それ以外にも人に健康的な影響を与える物質はたくさんあります。(表参照)

これらの化学物質には、法的拘束力はないものの、厚生労働省が「指針値」を設定しています。
しかし、シックハウス症候群を発症する原因は特定されていません。(分からないのです)


シックハウス症候群は、症状が多く、因果関係をつきとめるのが難しいため、実態をつかみにくいと言われています。

ただし、この症状は、原因物質さえなければ、発症することはないのです。

つまり、健康に暮らせるのです。

事実、私たちが建てさせていただいたお客様の中にも、


常にティッシュを持ち歩き、鼻をかんでいたご主人(SA様)が、入居1週間で伺ったとき、鼻をかむティッシュがいらなくなった。
入居後しばらくして伺ったK様のご主人は、いままでは目薬を欠かさず注していたのに、それが不要になったし、鼻をかむこともなくなった。(奥様曰く、お医者さんにアレルギー性だって言われたのよね。)
入居後しばらくしたら、子どものせきが出なくなったというSI様。
など、これまでの短期間(6ヵ月)で3例も報告されています。

 これらは、建築当初からこのような症状の改善を期待して始めたわけではなく、持っていた症状がこれまでの住環境に原因があるなどとは思ったこともないと言っておられました。

新しい家に住んでから初めて分かったのです。
シックハウス症候群だったと。

そして、これまでのアレルギー症状をケアするのに要した費用が不要になったことが嬉しい。
医者に通っていた時間が要らなくなったことも嬉しい。と奥様。

何よりも、くつろぎの場である我が家で、安心して健康に暮らせること。
大切な子どもたちを安全な住環境の中で育てられること。

こういう思いをかなえられる 「無添加住宅」 の家づくりは、これからの住宅の標準となりつつあります。


住宅の建築様式が進化していく中で、副産物として現れたのが 「シックハウス症候群」。

環境からの影響を受けやすい弱者である子どもを中心に、問題は深刻化しています ・・・ 。


 アレルギーの原因はさまざまであり、化学物質のみにその原因を求めるわけにはいきませんが、過去十数年で小児のアレルギーが急増して、現在小学生の35%程度に何らかのアレルギーが見られると言われています。

これには、何らかの環境の変化、住宅の気密性が向上したために室内での濃度が増加した化学物質にもその原因の一部があるのではないでしょうか?

このように考えた、千葉大学の森 千里教授(環境生命医学)らは、空気中の化学物質濃度の低い部屋「ケミレス教室」を開発した。
(ケミレスとは、化学物質(ケミカル)の少ない(レス)という意味で作られた言葉です。)


6月4日付の山形新聞(朝刊)のくらしの欄にその記事が載っています。

住宅の建築様式が進化していく中で、副産物として現れたのが 「シックハウス症候群」。

環境からの影響を受けやすい弱者である子どもを中心に、問題は深刻化しています ・・・ 。


 アレルギーの原因はさまざまであり、化学物質のみにその原因を求めるわけにはいきませんが、過去十数年で小児のアレルギーが急増して、現在小学生の35%程度に何らかのアレルギーが見られると言われています。

これには、何らかの環境の変化、住宅の気密性が向上したために室内での濃度が増加した化学物質にもその原因の一部があるのではないでしょうか?

このように考えた、千葉大学の森 千里教授(環境生命医学)らは、空気中の化学物質濃度の低い部屋「ケミレス教室」を開発した。
(ケミレスとは、化学物質(ケミカル)の少ない(レス)という意味で作られた言葉です。)


6月4日付の山形新聞(朝刊)のくらしの欄にその記事が載っています。


(記事をクリックすると大きくなります。)
また、千葉大学では、ケミレスタウンプロジェクトを行なっています。
そして、ケミレスタウン推進協会のHPはこちら。






最近、無添加食品とか無添加化粧品など「無添加」という言葉を耳にすることが多くなりました。

無添加というのは食品でいえば、天然に存在しない合成添加物を使用していないもの。
化粧品でいえば、人工の着色料や香料を使わず、そして石油系界面活性剤なども使っていないものを指します。

では、住宅で無添加とはどういうものか?


ホルムアルデヒドなどシックハウス症候群の原因となるような物質が使われていないという意味です。
(ただし、「無添加住宅」や「無添加住宅リフォーム」は株式会社無添加住宅の登録商標となっています。)

シックハウスの原因となるホルムアルデヒドなどの物質はどこに使われているかというと、とりわけ接着剤です。

接着のメカニズムは有機溶剤でプラスチックを溶かしておいて、物をくっつけた時から有機溶剤が揮発して、プラスチックが固まり、2つの物が接着されるのです。

そしてその有機溶剤の揮発は、ずっと続いていきます。(だから問題になるのです)

そこで、株式会社無添加住宅の秋田社長は、化学物質をほとんど使わない住宅を開発しました。それが「無添加住宅」です。

その特徴をあげると、
1.木材は無垢材を使った在来工法
2.壁は内外共に漆くいの塗り壁(外壁には石貼りのアクセントを施すことが出来ます)
3.建具類は集成材ですが、その接着剤は化学製品ではなく、米のりを使っています。
4.床は無垢のフローリング
5.屋根は石屋根(シリーズによってはトタン屋根も用意してあります)
6.屋内の着色は、柿渋を使用します。
                                          などなど。

一般に住宅メーカーや工務店は、「国の基準でホルムアルデヒド放散量の少ない建材(F☆☆☆☆)を使っているので安心です」と言います。
ところが、その基準で家を造っていてもシックハウスやアレルギーの患者は減っていないというのが実状のようです。
それは、どうもホルムアルデヒドだけを減らしてもだめで、有機溶剤などの揮発性物質の影響がかなりあると見られています。

なので、化学接着剤を使わない建材で家を建てようという発想になったのです。

これだけ天然素材を使うととても高くて手が出ないと思われるかもしれませんが、その製造コストを抑えに抑えて、シックハウスに苦しむ方や健康に暮らしたい方どなたにでも採用していただける金額で提供したいと考えています。

ホームスイートホームが昨年の10月から無添加素材が使えるようになって6棟を引き渡し、そのお客様は2ヶ月以上生活されています。

その中の2棟のお施主さまの家である変化が現れました。
それは、アレルギー性鼻炎と診断を受けていたご主人の症状が改善したというものです。

S様は、それまで鼻をしょっちゅうかんでいたのが、入居してしばらくしたらかまなくてよくなった。
K様は、鼻をかんだり、目が乾いて常に目薬を差していたのに、鼻もかまず目薬も差さなくなった。
と喜んでいます。

どちらの方もアレルギーの原因が住宅にあるとは思わずに、家を建てられました。

そして漆くいの家に住むようになって初めて分かったのです。
今までの症状の原因が住宅にあったと。

やっと手に入れた家が原因でシックハウスになったり、症状がひどくなったりしてはやり切れませんね。
私たちは、あなたにそしてあなたの大切な家族の方に、安心・安全な家で暮らして欲しいと願っています。

是非、見学会に参加され、無添加住宅の本物の空気と出会ってください。







先日、今年の2月にお引渡しをしたK様邸にしばらくぶりに伺いました。
春になってからお庭の整備をなされたというように、ネットで求めた紅カナメを等間隔にきれいにならべ、花を植えていらっしゃいました。

リビングでお茶をご馳走になりながらお話を聞いていると、
ご主人が不思議なことを話し出しました。 その不思議なこととは・・・


今までアパートに住んでいたときには、よく鼻をかみ、そして目元がかゆくなる感覚でいつも目薬を差していたと言うのです。

でも、新築して漆くいの部屋に住むようになってから、鼻をかむことがほとんど無くなったことと、目薬にいたっては一滴もさす必要がなくなったと不思議がっていました。

それを聞いたわたしも、「へぇ〜、本当ですか?」と言ってしまいました。

新築する前からご主人が目薬をさしていたとも知らずにいたので、まさかアレルギーを持っていたとは思わなかったのです。

ご主人と奥様はアレルギー性の鼻炎だと以前から認識していたようですが、
ただそれがこんな形で改善されるとは思っていなかったようです。

アレルギーを引き起こす原因がはっきりとしないまま過ごしておられたのです。
とても喜んでいらっしゃいました。



こんにちは! 大番頭の羽柴です。

この間、先月完成見学会をさせていただいたお客様と会う機会があり、お話をしたいたら、
「そう言えば、あの花がまだ咲いているんですけど。」と言われビックリ。

あの花とは・・・


あの花とは、3月20日から3日間完成見学会をさせていただいたのですが、初日に見学会の準備をしていて、どうも殺風景だなと思い、近くの100円ショップからシンプルな花瓶を100円で買い、その向かいのスーパーからバラの花2本とブライダルベールがセットになった花束?を400円で求め、真っ黒な石を床に配した床の間に飾ったのです。

それを見学会が終わったあとそのままでお客様にお引渡しをしました。
お客様はすぐには引越しをされず、たまにものを運びこむ程度に出入りをしていて、暖房(蓄熱)も入れっぱなしで室温は18度ぐらいだそうです。途中一度だけ水を取り替えたとのことです。

「羽柴さん。花って2週間もそのままでいるんですか?」
その切花がほとんどへたりもせず、2週間以上咲き続けているのにお客様は驚いていました。
「えっ! あの花 まだ咲いてるんですか?」 それを聞いた私もビックリです。

ふつうなら、いや私の思い込みだと、4〜5日から長くても1週間ぐらいもつだろうと思っていましたが、こんなに長持ちするとは思いませんでした。
そしてどう説明してよいやら分からず、「漆くいの抗菌作用だと思われます。」などと答えていました。

漆くいは確かに強アルカリ性を示し、インフルエンザウイルスが瞬時に確認できなくなるなどの抗菌作用(?)があることはすでに確認されています。
そこに生息できる細菌は、麹菌ぐらいしかないといわれ、酒蔵などではとても良い環境ができているのだと思われます。

世界的にもピラミッドの中など昔から住空間を漆くいで仕上た家が現在も使われています。
それだけ身近にあった物を、そして健康にも害のない漆くいを使わない手はないと思います。

見学会にこられた人の中には、漆くいの匂いがどうしてもダメという方がごく少数いらっしゃいます。
すぐに会場を出られて外で待っているのですが・・・
「漆くいの匂いは徐々に薄れていって、気にならなくなりますよ。」と説明させていただいています。

それとは反対に、見学会場に入るなり、「いい匂い!」とか「懐かしい匂い!」などと仰る方や、気になりますか?との問いに、「ぜんぜん気にならない」という方々が大半いらっしゃるのです。

私個人としては、少し鼻づまりの傾向があり、漆くいの部屋に入ると鼻の通りがよくなってとっても快適です。  では、また。







洗いざらしのデニムのように。
時がたつほど、味わい深い住まい。


使い込むほどに、褪せた色がまた味になり、身体に馴染むデニム。

本来、住まいも、年月がたつほどに、住む人に馴染んでいくもの。

しかし、人工的な建材が多く用いられたわが国の住まいでは、もはやこうした経年変化を楽しむことは出来ないのでしょうか?

漆くいの壁や無垢フローリング、そしてあらゆる場所に天然素材を使った無添加住宅。

住む人と共に呼吸し、変化する住まいを思い出してください。


皆様こんにちは。
ホームスイートホーム大番頭の羽柴です。


2月の見学会第2弾は無添加住宅の構造見学会です。
一般の方があまり目にすることのない建築中の現場をお見せいたします。

しかも、無添加住宅仕様となっていますので、他社では見ることのできない部分がたくさんあります。

それでは、そこのところを少し説明いたしますね。

まず、外観ですが「ガルウィング」と呼ばれる片流れの屋根を両側に配置して、真ん中をつないだ形(ちょうど上から見るとHの形)をしています。

また、屋根が特徴的です。石で葺いています。
当日はそこのところを足場に登って直に見てもらうことができます。

内部では、基礎パッキンも石で作ってありますし、炭化コルクを使った断熱材および防音材など。
そして無垢のフローリング材や米のりの集成材など見どころいっぱいです。

ぜひ、ご覧ください。

ホームスイートホームの家づくりは、「人の体にやさしい住宅をできる限り安く提供する」ことを目標としています。

では、「人の体にやさしい」とはどういうことでしょうか?

それは現在の住宅に対しての視点を変えてみると簡単に理解することができます。
最近の住まいはシックハウス症候群や化学物質過敏症など、今から30年ほど前には聞いたこともなかった現象が発生してきています。

つまりそれは「人にやさしくない」住まいなのです。何かが人の体に害を及ぼしているのです。
しかし、その何かがはっきりと分かりません。

さまざまな企業や研究機関が人の体にやさしい素材の研究開発や基準づくりに大変苦労していますが、いまだに決定的な対策は講じられていません。

そこで、私たちはやみくもに新しいものを付け足していくのではなく、シックハウス症候群や化学物質過敏症などがなかった時代の家を参考に、余分なものを徹底的に取り除くことを考えました。

その考えの末にたどり着いたのが「無添加住宅」です。

「無添加住宅」は工業化住宅の対極に位置します。
人の体にやさしいを第一義に考えています。

そうした観点から、私たちは素材を厳選し、建材を開発してきました。
その結果、無添加住宅を構成する建材は極めて天然素材に近いものになりました。

天然素材の建材は、工業建材とは比べ物にならないほどの特性があります。
無添加住宅を建設される場合、これらの特性をよく理解していただく必要があります。

しかし、そうして建てられたかたの中から、アレルギー性の鼻炎の症状が改善した。などの報告が寄せられています。

そして無添加仕様にしてから、家づくりの自由度が飛躍的にアップしました。
従来から自由設計としていましたが、凹凸がたくさんあってもコストアップがほとんどありません。

そんな良い面も見えてきました。
一度実際の建物を見ていただき、家づくりの基準にしてください。

見学会でお会いできることを楽しみにしています。では。

PS. 見学会での売込みは一切ありません。お気軽にご来場ください。






こんにちは。 大番頭の羽柴です。

昨年末から進めていた事務所打合せ室のリフォームが完了しました。
とってもいい雰囲気です。写真をアップしたのでご覧ください。・・・





間仕切りをいままでの本棚から壁に変更して、漆くいを塗りました。
結果、とても明るい感じに変わったのです。

床も無垢のフローリングを4種類敷きました。
ベトナム松、シンゴン、オーク(なら)、インドネシア松です。

素足で乗ってみると暖かい床材と冷たい床材などの違いがあり、それぞれ個性があるのが分かります。

さらにトイレの中も壁・天井は漆くいで、床は無垢フローリングのシンゴンです。
ついでにドアもシンゴンの無垢ドアです。厚みがあり、重厚感もバッチリです。

事務所側から見た間仕切りの写真もご紹介します。



壁にはスリットのほかに、ガラスブロックを展示用に埋め込んでみました。

それから100円ショップで買ってきたガラスタイルを貼り付けて、遊んでみました。

黄色より赤の方がよかったかな?

キッチン廻りなら、おしゃれなタイルなどを貼り付けても面白いですね。

どんどんイメージがふくらんで家づくりを楽しんでいただけます。

と、このように一応の完成は見たものの、この雰囲気の良さを事務室の方にも実現したいなと思ったのは私だけでなく、社長・事務の伊藤そして工務の加藤と渡辺、つまり全員そう思ったようです。

現場の状況をみながら、近々再開したいと思います。

是非、皆様も漆くいや無垢フローリングの良さを体感してください。
それでは、また。










こんにちは 大番頭の羽柴です。

今日のタイトルは「ありふれた奇跡」としました。
何のことはない、毎週木曜日、フジテレビ系列で夜10時からのテレビドラマのタイトルです。

主人公役は、仲間由紀恵と加瀬亮です。 
なぜ、このドラマがブログの題材になったかと言うと・・・


このドラマに使われている加瀬亮扮する左官屋の家が、私のかみさんのおばさんの家なのです。
この家は、東京の蒲田にありまして、そこでおばさん家族は暮らしていました。

そこへ昨年の秋に、「この家をロケで使わせて欲しい!」と依頼され、家族会議の結果使わせることにしました。

そして、ロケの第1回目は昨年12月に行われました。
収録当日は家族はみんな家の中にいたそうです。

近所の人たちもロケは珍しいようで、たくさん集まっていたとのこと。
近くにいる親戚の人たちも集まって大変だったようです。

私の娘(東京在住)もやじ馬として見に行きました。
その第1声は「かっこよかった〜!」でした。誰って、加瀬亮です。

それで、我が家ではビデオを回して第一回目の放送を見ることになりました。
そして映ったのは蒲田の家の夜の外観でした。それもほんの少し。

家の中のシーンは撮影所のセットだそうです。

風間杜夫は撮影が終わるとタクシーで帰ったとか、仲間由紀恵はスタッフにがっちりガードされてワゴン車に乗っていったなどいろいろ話が聞けました。

娘は今度のロケのときも見に行くと言ってましたので、なま写真を送れと言っときました。
入手したら、ブログにアップしたいと思います。ご期待ください。

ドラマ自体もおもしろかったです。
ぜひご覧になってはいかがですか?

「ドラマのロケなんてどこでもやっている(ありふれている)ようでめったに見ることが出来るもんじゃないね。 ありふれた奇跡だね。」
とおばさんは言っていました。

では、また続報が入ったらお知らせしますね。 羽柴。






大番頭の羽柴です。
昨年の暮れから事務所を改装してま〜す。

当社が無添加を扱えるようになったのですが、いままではその素材を小さな破片で展示していました。
しかし、それでは現実的にそれを使ったイメージがどんなのかは分かりません。

そこで、実際無垢床を貼ったらどんな感じなのか? や 漆くいの表情や感じはどんなの? など
実感できるようにします。

その途中をお見せしますね・・・


改装する部位は、床材(無垢フローリング)と漆くいの壁・天井、それから無垢ドア(トイレドア)です。
打合せ中に実物を見て、イメージしていただけると考えています。

その途中の画像をアップします。


途中その1
     既存の壁のクロスを剥がして、漆くいが付着しやすいようにでこぼこを付けています。
     無添加の漆くいは、化学工業製品の接着剤を含んでいませんし、使いません。
     だから、このような凹凸をわざと付けるのです
     

     リフォームの場合でもこのようにして漆くいの下地を作ります。




途中その2
       打合せ室と事務室の境に壁を作っています。
       壁にはガラスブロックをはめ込んでみました。




途中その3
       トイレドアを交換しました。
       材質はシンゴンという木材で作ったものです。
       厚みが45mmもあり、重厚感が一般の既製ドアとは比べものになりません。

       ブラス(真鍮製)のドアハンドルもいいですね。

大工さんの工事が終わると、左官屋さんの漆くい工事に入ります。
漆くい工事になったらまた報告しますね。

では、また。







あけましておめでとうございます。
いよいよ2009年のはじまりはじまりです。

昨年は皆様にお世話になりありがとうございました。
今年も私たちは一所懸命皆様の家づくりに全力をあげる所存ですので、よろしくお願いいたします。
皆様にとっても良い一年でありますようお祈りいたします。

さて、前回の続きで漆喰の特徴のお話をしていきますね。

漆喰の特徴その2、漆喰自体は強アルカリ性であるということです。
これは・・・

漆喰が強アルカリ性を示す性質のために、その壁や天井に雑菌が棲みつけないのです。
ただし唯一【こうじ菌】だけがこの強アルカリ性の環境でも棲みつけると言われております。

なので、酒蔵や味噌・しょうゆの蔵などが昔から漆喰を塗ってあるというのには訳があったのですね。
こうじ菌以外の雑菌が非常に少ない環境で作るお酒や味噌・しょうゆはおいしいものが出来るのでしょうね。

そんな環境がご自宅に出来るわけです。

去年10月に無添加住宅の創始者・秋田社長の別荘に行った際、秋田社長も1ヶ月ぶりで訪れたとのことでしたが、台所にあった半分に切ったレモンを放置してあったのが腐っていない(カビなどがはえていない)状態で残っていました。

確かにカピカピに乾いて、黒くなっていましたが、しっかりとレモンの匂いがしました。
とてもびっくりしました。

工業的に抗菌素材が作られる世の中になりましたが、昔から抗菌の環境があったのですね。

最近入った情報ですが、月刊ハウジング 2009年2月号 の「住宅メーカー徹底研究レポート」に漆喰とインフルエンザウイルスに関する実験結果を掲載しました。

内容は、インフルエンザウイルスを直接漆喰に付着させて様子を見たところ、ウイルスは確認されなかったというものです。それをさらに培養してみても確認できなかったというのです。

漆喰の中に潜んでいるのか断定できませんが、少なくともウイルスは不活化したと考えられます。

漆喰の性質の一部をご紹介しました。それでは、また。






年末年始休みに入ると、いよいよ大掃除ですね。
大掃除にはいろいろな洗剤や薬品を使うという方は気をつけて行なってください。
特に薬品同士を混ぜてしまうと危険な場合がありますのでね。

最近よく紹介される昔ながらの掃除方法がありますが、V6の茂子のように使うのもいいのではないでしょうか?
無添加住宅でもお薦めの掃除用品をご紹介します。

1.シャボン玉せっけん
これは無添加せっけんとしてわが社でも推奨しております。
木部の汚れなどで水拭きだけでは落ちない汚れもこれで大丈夫です。
普通に手や体を洗うようにお使いください。

2.クエン酸
酸性の力でカルシウムやミネラルの汚れを落します。
浴槽の汚れ、トイレのアンモニア汚れ、電気ポットの洗浄に効果的です。

3.重曹
重曹は炭酸水素ナトリウムです。
アルカリの力でたんぱく質、油汚れを落します。

4.灰
金属の酸化汚れを落すのには草木の灰が効果的です。
前に汚れた10円玉を灰でこすったことがあるのですが、ピカピカになりましたよ。
灰はミネラルが酸化したもの。いろんな鉱物が入っているからいろんな種類の汚れに対応するのです。
総合的に使えるというわけです。

全て体にはまったくの無害ですので安心してお掃除できます。
ぜひためしてみてください。

それでは、みなさま良いお年を!
来年もよろしくお願いいたします。








先週の土曜・日曜に見学会を行いました。
たくさんのご来場ありがとうございました。

今回の会場は、「漆くいの家」でした。
「漆くいの家」とは、基本的に外壁と内壁・天井が漆くい仕上の家を指します。

内部の空気の透明感や気持ち良さ、壁天井の表情の豊かさを来場いただいた方に味わっていただくことができました。

空気の透明感といっても、空気が透明なのは当たり前やないか?と思われる方もいらっしゃると思います。確かに空気は透明です。


ですが、その透明な中にもより透明感を感じることができるのです。
そこのところをちょっと詳しく説明いたしましょう。

漆くいの特徴のひとつに「静電気を帯びない」というのがあります。
つまり天井や壁が帯電しないわけです。そうするとほこりやチリが空気中に滞留する時間がぐっと減ります。

12月21日朝7:00に"所さんの目がテン"でちょうど放送していましたが、部屋の中で人が動くと、ほこりが舞い上がって9時間空気中に滞留すると言っていました。

そのほこりやチリにも重さがあるわけなのでいずれ落ちてくるのですが、9時間も滞留するためには静電気による引張力も働いていると思われます。
その静電気が壁・天井に無いわけなので、長時間空気中を滞留しなくなるのだと考えています。

なので、空気がきれいなんです。
ただし、チリやほこりが無くなるのではないわけで、それらは床の上に積もっています。

見学会でそういう話をしたら、窓から差し込む光を横から見て、「ほんとだ。こまかいのが飛んでいない。」と確認していました。

これってすごい性質なんです。
つまり、いろいろなチリ(ハウスダストや花粉など)が空気中に滞留する時間がとても短いと考えられるからです。だからそれらによる症状が良くなったという話も聞かれるのでしょう。

それでは次回漆くいの特徴のもうひとつを紹介しますね。では、また。







ホームスイートホームの大番当、専務の羽柴です。

ホームページを刷新したのを機に、私もブログを書くことになりました。
よろしくお願いいたします。

さて、ホームスイートホームがバージョンアップしたわけですが、どう変わったのかというと、本物の健康住宅を皆様に提供できるようになったということです。

では、今まで健康住宅といっておきながら、為の健康住宅だったのかとの声が聞こえそうですが、私たちの勉強不足だったことを認めざるを得ません。

そこのところの言い訳を少し聞いていただけますか?

シックハウスの問題が出た時に、国がガイドラインを出しました。
そこではホルムアルデヒドの放散速度をF等級で表示されるようになりました。
その速度が一番少ない5mg以下の場合はいわゆる「F☆☆☆☆」(フォースター)と評価され、建築基準法の規制対象外となり、その建材を無制限に使う事ができるというものです。
つまり「F☆☆☆☆」の建材を使えば安全だということが我々業界の中では常識となっているのです。


ところが世の中には未だにシックハウス症候群や化学物質過敏症で苦しむ人々が後を絶たないのが現実です。
それを知って私たちは愕然としました。
そして化学物質の無添加な住宅へと舵を切ったのです。

話は変わって先月私たちは1棟の住宅をお客様にお引渡しました。
それは内装が漆喰のみで仕上げた小さな住宅でした。

そのお客様は工事の打ち合わせでお目にかかると、ご主人がいつも鼻をかんでおられました。

ところが、お引渡しをして1週間後用事があって伺ってみると、「鼻がでなくなった!」とのこと。
さらにご主人よりもひどかった息子さんもかなり良くなったということを聞きました。

私たちは医者ではないので効能がどうということは言えません。

思わぬ結果にご家族は喜んでおられました。



私のブログはこのように理屈っぽい話やお客様の声を載せていきますので読んでくださいね。
ではまた。