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<全体図解1> 私達の刺激と反応
なんのためのサイトか、ということについて
「はじめに」の中でお伝えしました。
本論に入る前にいくつか図解を見てください。
まずは、反応的な人と主体的な人を対比した図です。
例えば、天気と元気について。
誰でも天気のいい日はそれだけで元気が出るものです。
では、天気の悪い日はそれだけで元気がなくなりますか?
そうだとすると、それは非常に反応的だ、ということになります。
主体的な人は、環境がいいときはそれを大いに利用しますが、
悪いときはそれに影響されないよう、別の方法でコントロールします。
では、どんな方法で?
それは次の図解でみてみましょう。
もうひとつ例を挙げます。
コレは結構むずかしいかもしれません。
例えばちょっと非難めいた言葉を受けたとき。
「何であなたはいつも△△なの?」
反応的な回答は、例えばこうです。
「なにいってるんだよ。そっちこそ○○じゃないか」
とか
「今、ちょうどやろうと思ってたのに、そういういい方されると・・・」
どうですか?
心当たりありませんか?
これは先ほどの天気の例と違って、相手がいるという点でかなり状況が違いますね。
いわゆる「自己防衛反応」というやっかいな本能が登場するのです。
刺激と反応の間で「選択の自由」を使う、ということを事前に決めておくとどうでしょうか?
「わるかったね。今度から□□するよ。」とひと呼吸おいてから事情(言い訳)説明にうつってみたらどうでしょう?
このひと呼吸が入るだけで、相手の反応がまったく違ってくるのです。
「ごめんなさい、私の言い方もちょっときつかったわね。」
ってな具合です。
仮に口に出さないまでも、心の中ではそう思っているのです。
そして、そう思わせるあなたは、相手に負けて折れているのではなくて、
むしろ一枚上手(うわて)であり、相手の感情をリードしているのです。
あなたは、反応的な人、主体的な人、どちらがいいですか?
hasegawa
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