hasegawa note

▼<とらえ方5> ときにボーっとする

以前に、ヨーロッパのことわざとして、
「毎日バラをかぐ時間をとれ」というのをご紹介しました。

最近似たような言葉をまた耳にしました。
武田鉄也さんが新入社員に宛てたメッセージの中の一節です。

「ときにボーっとする時間も大切である。
星空を眺めるコツは、まさにボーっと眺めることらしい。
それによって星と星のつながりが見えてきて、
そこに動物の姿などが浮かび上がってくるということだ。
人生のひらめきもボーっとしたときにしか見えないことがよくある。」

というものです。
もっとも、前後の文脈も含めると、聞こえ方も違ってくるでしょう。

新入社員は「自分が何もできない」という自覚を持って、
がむしゃらに、そして人の役に立つようになるまでやれ。
それはだいたい3年と考えろ、と言った後にでたフレーズです。

張り詰めるところと抜くところと、切り分けが大切ってことですね。
抜いたとき、天の声を聞き逃さないよう、感性を磨いておきましょうね。

ポイントは、「アレ、今思い浮かんだことの意味はなんだったんだろうか?」
っていう自分への問いかけだと思います。
全てのことには意味がある、って言いますからね。


2006.08.27:hasegawa

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