hasegawa note
▼<編集雑記1> マレーシアの旅行会社の運転手モハンさん
8月10日〜15日マレーシアに仕事のスキルアップに行ってきました。
世界一のマーケッティングアドバイザー、ジェイ・エイブラハム氏のセミナーということで、アジア各地から450名がマレーシアの首都クアラルンプールに集合。
日本からの参加は総勢約70名でした。
3日間は朝から晩まで研修漬け。
希望者を募って唯一フリーの最終日に古都マラッカと首都クアラルンプールの1日ツアーを企画し、13名と楽しい1日を過ごしました。
自分はつくづくツアコンが好きなんだなぁ、と感じました。
運転手のモハンさんというインド系マレーシア人といっぱいいろいろなことを話して、とってもおもしろかったのでお伝えします。
モハンさんは子どもが7歳と6歳ということでおよその年齢は想像できると思います。
ヒンズー教の信仰を持っていますが、寺院には仕事の関係もあり、月に1回くらいしか行ってません。
でも、毎日10分間は瞑想の時間をとっているというのです。
自分の心を開放し、体の感覚もフリーにして、感じるままにするということでした。
そのときの呼吸方法として、鼻の片方から息を吸い、片方から吐くのだそうです。
コレは彼らにとっても難しいそうで、モハンさんもあまり上手にはできないということでした。
そしてこの瞑想を深くやりすぎると具合が悪くなって、どんどん深みに入り込んでしまう危険があるそうで、深くやるときは必ずグルと言われる長老にそばについてもらうそうです。
夫婦喧嘩をしたときどのように解決するか、という質問には、本当に何が大切か、ということを常に考えており、あまり喧嘩をしないということでした。それでも議論が口論に発展することはあるそうで、1日か場合によると1週間くらい長引くことはあるそうです。
どちらかが愛に気がつき、歩み寄るとのことでした。
彼にとって愛は1番大切とのことでした。
人生の夢は何か、という質問の答えがすごかった。
自分を深く知り、神の存在を深く感じ、近づくこと、だそうです。
このあたり、日本人とは精神世界のレベルが違うなぁ、と感じました。
もっともヒンズー教徒みんなあなたのようですか? という問いには、
人による、とのことでした。
何しろこのモハンさん、一目見たときから、「ああ、いい人だ」って感じで、
人格が(*^−^*)にじみ出ていたから、どんな考え方を持っているのか
とっても興味深かったのです。
やっぱり人はその考え方、心も持ち方が人相をつくりますね。
にじみ出るような人相は、つくろうことはできないし、わざわざ語る必要もありませんね。
お互いいい人相でいたいものです。
2006.08.19:hasegawa
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