FM Oneスタッフの輪

FM One(エフエムワン)  えふえむ花巻|岩手県花巻市のコミュニティFM
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 南高に続いて、北高も創立記念式典です。
 エフエムワンを代表して出席した花巻北高校の創立80周年記念式典は、報道されているように1300人の在校生と卒業生、そして関係者で盛大におこなわれました。
 花巻市文化会館で挙行された記念式典は、感謝状の贈呈に続いて、OBでもある大石市長の祝辞。ここで会場の参列者を驚かしたのが、サービス精神の表れか、市長は校歌の一節をなんとアカペラで披露!
 そのあと、前生徒会長の高橋諒くんが登場し、しっかりした挨拶をしたのも印象的でした。さらに、弊衣破帽というにはちょっとかわいらしすぎる応援団長?が出てきて「雄たけび」(これはビックリした)と校歌斉唱をリードすると会場は一体感に包まれました。




 ちなみに式典の進行役は、エフエムワンにも生出演してくれた放送部2年の工藤彩香さんと照井芙美香さんが担当、インターハイCMでも見せた美声を響かせていましたよ・・・


 そして式典の後半には、花巻北高校で学んだ「知の鉄人」、宗教学者の山折哲雄さんが「縄文の魂 東北のいのち」というテーマで講演し、終戦直後、高村光太郎に出会ったエピソードなど興味深いお話を聞かせてくださいました。



 会場を花巻温泉に移しての祝賀会については、後半でご紹介しますね・・・


 朝6時に開講する経営者モーニングセミナーというものにお招きいただき、「メディアリテラシーと倫理」というテーマでお話してきました。聞いてくださったのは「北上市倫理法人会」という、社会人の倫理に思いを同じくする方々の集まりです。私の話は全然たいしたことなかったんですが、講演のあとに朝食をご一緒しながら、皆様の目の輝き、澄んだ心持に、私の方も清々しい気持ちになりました。
 朝早いのに、中には花巻や盛岡から来ている方もいらっしゃいましたよ。

 佐々木会長、伊藤事務長、大変お世話になりました!
 ちなみにエフエムワンでも、平日の毎朝6時55分から、花巻市倫理法人会のご提供をいただき「おはよう倫理」という番組をオンエアしております。ぜひお聴きくださいね・・・落合でした。


 「みんなー!新聞読んでるかーい?」のキャッチフレーズで人気のCM、宮沢新聞店が全面的にバックアップしている日本経済新聞の公開セミナーが、我が家からも近い、ホテルメトロポリタン盛岡で開かれました。
 私はちょっと仕事があったのですが、ご挨拶にうかがい、日経の水庫(みずくら)盛岡支局長の講演まで聞いて来ました・・・




 水庫さんの取材に寄ると、岩手の地域経済はこれからよくなりそうとのこと!やったー、というほどではなくても、少し安心した参加者が多かったのではないでしょうか・・・

 司会の味園さんもお疲れさまでした!!

 フラワーガーデンでの予告通り、行っちゃいましたよ!石鳥谷の南部杜氏の里まつり・・・。我らが瀬川こうこさんの司会で乾杯!のあとは、全国各地から集められた南部杜氏の酒をひたすら試飲するイベント・・・。
 大石市長もずいぶん長くいてくれましたし、南部杜氏協会の菅原会長や、JAいわて花巻の藤舘常務などともお話できて、有意義なひとときでした。



 ただ、私は、こんな素敵なイベントだったら、もっと演出を工夫して花巻以外からのお客さんもたくさん呼べるようなスタイルにしたらいいのにな・・・と思います。おつまみも、天ぷらやだし巻き玉子、おこうこなどなど、とってもおいしかったのですが、あまりにも陰に隠れています。


 エフエム花巻のメール常連、猫汁さんも来ていた「南部杜氏の里まつり」。私は気持ちがとても温かくなりました・・・
 放送業界では、「取材はインタビューに始まりインタビューに終わる」と言われています。
 この日は、地域の昔話や伝承、習慣や史跡など様々なその土地の「財産」について、地域の人から話を聞き、アーカイブとして保存していこうという「ふるさと遺産研究所」のスタッフの皆さんにインタビュー研修をしてきました。

 後半の時間では、私を取材するという想定で、ひとり5分程度の「インタビュー実習」をやってみましたが・・・。実際にやってみると、インタビューを受けながら、その人のクセや特徴をチェックすることの何と難しいことか(笑)

 でも、前職もさまざまな6人の調査員の真剣な表情を、とても頼もしく感じた落合でした・・・


 今度は酒ではありません・・・人です。

 これまでに200万人以上を動員している、全国的に人気の演劇集団キャラメルボックスの代表、加藤昌史さんと看板女優の坂口理恵さんが、花巻での公演(10/7花巻市交流会館)を控えて、前日の「イブニングワン」に出演してくれることになり、なはんプラザ1階のサテスタ前で撮ったスナップです。
 今回は、東北復興支援ツアーという無料公演。その原資は、前日までの関西公演の収入だとか・・・

 感動!感動!の落合。

 それもそのはず、今をさかのぼる27年前。私は大学で新しい劇団を立ち上げましたが、キャラメルボックスはちょうどそのころ同じ大学の別の劇団のOBたちが集まってつくった劇団だったのです。稽古場も何度か隣りになった記憶があり、当時からファンタジックな台本で勢いのある芝居を見せてくれていました・・・

 その後、キャラメルボックスは全国デビューし、私はマスコミ就職の道を選ぶことになりました。そんな私が岩手に来て3年ほど経った年、「ブリザードミュージック」という賢治モチーフのオリジナル作品をひっさげ、キャラメルは盛岡に来てくれました。めんこいテレビにいた私は、当然ながらニュースや番組で紹介しましたよ!

 そしてまたまた10数年の月日が経ち、加藤さんと岩手で再会することができたのです!久々の加藤さんは、大学時代と同じいたずらっ子のような輝いた目をして(失礼!)本当に生き生きとされていました。

 社会に出て、人生の進路は全く変わってしまったけど、私もあんな目をずっと持っていたいものだと思った次第です・・・
 ここは、3階にあるスタジオです。向こうに見えるのが事務スペース・・・
 時は、先週の木曜日、午後3時半過ぎ。

 で、私、落合は、というと仕事をさぼって長電話・・・しているわけではなく、これでも全国60局にネットしているミュージックバードの人気番組「アフタヌーン・パラダイス」に生電話出演しているのです!

 会話の相手は、木曜日のパーソナリティ、杉真理さん!!

 今の若い人は「しんり」さん?なんて言うかもしれませんが、われわれ80年代ポップス世代にとっては大御所のひとりと言っても過言ではありません。あの大滝詠一さん、佐野元春さんと一緒につくった「ナイアガラトライアングル2」が大ブレークした杉「まさみち」さん・・・。今は番組でダジャレを連発するので有名になっていますが、私ら世代にとっては、いつまでもシティポップのおしゃれなミュージシャンですから・・・

 中継時間は10分程度でしたが、感激の時間に私の「いわて宣伝部長精神」に火がつき、秋を迎えた花巻の見どころはもちろん、サンマの話、温泉の話、お酒の話などなどついついしゃべりすぎてしまいました・・・

 でもせっかくの放送局長の全国出演なのに、事務所のスタッフは出払っていて、私ひとり・・・(泣)。まあ元々スタッフは少ないんですが・・・(笑)

 おいおい、サクラでもいいから誰かいろよ〜

 きょうの「フラワーガーデン」のゲストは、花巻市の富士大学で開かれる学園祭、その名も「紫陵祭」の実行委員会から2人が来てくれました。はにかみながらも自分たちで作る、自分たちの学園祭を成功させたいという意気込みは満点!
 エフエムワンのブースも出店する・・・かも。
 お近くの皆さんは、ぜひ足を運んでみませんか〜



 10月初日の土曜日、私はエフエムワンを代表して盛大な行事にお招きいただきました。午前の式典には全校生徒と旧職員、来賓など合わせて1000人が参列。前期生徒会長の佐々木京介君が、しっかりとした謝辞をして、式典を締めくくってくれました。


 そして花巻温泉で開かれた祝賀会には、700人以上が出席して実に華やかな宴席を展開。式典に続いて「花南讃歌」の合唱を伴奏した花巻出身の作曲家、杉村俊博
さんも晴れやかな笑顔で楽しそうでした。



 会場には、現役の高校生から、かつての女学生まで、世代を超えた花南パワーが炸裂し、私は「こういうつながりが花巻を支えているんだなあ・・・」と頼もしく思った次第です。


 そのDNAは、弊社にも・・・(笑)。卒業生の高橋礼子パーソナリティがしっかりと発揮してくれています!


 なお、この日の祝賀会は、エフエムワンのフィールドパーソナリティ梅村哲子さんが取材してくれました。10/6(木)の朝の生放送「まんず787」で放送しますのでお楽しみに!!
 日頃ラジオを聴いてくださっているリスナーの皆さま、そして私達の放送を強力にサポートしてくださっているスポンサーや代理店各位には心より御礼申し上げます。そして、県内のコミュニティ各局、県域放送局をはじめ、日頃たいへんお世話になっている東北や全国の同業者の方々にも心より感謝しております。

 昨年、9月1日に開局してから早いものでもう1年が経ってしまいました・・・

 その間、開局半年で直面した東日本大震災では、スタッフ一同、無我夢中で災害放送を続けましたが、その結果、リスナーの皆さんにどういう姿勢で向き合っていけばいいのか、スタッフ全員があらためて考えることになりました。
 私達の歩みは、まだまだ「よちよち歩き」ですが、ちっぽけな放送局なりに、向かうべき方向は少しずつはっきりしてきたのではないかと(個人的には)感じております。

 これからも、広い視野を持って、身近な地域の生活に役立つ仕事をしていきたいと思っております。放送局を維持していくのはなかなか厳しい現状が続いていますがどうぞこれからも、皆さまのご指導・ご支援をよろしくお願いいたします!

                             放送局長 落合昭彦 
...もっと詳しく
 開局1周年を迎えた記念に、もろもろの困難を乗り越え、ついにやっちゃいました・・・「まるごと花巻まつり!イブニングワンSP」。9/9〜9/11までにぎやかに開かれた花巻最大のビッグイベント、花巻まつり初日のことです。

 まつり本部が設営された北銀の駐車場の一角に特設のスタジオを作り、1時間まるまる会場から放送しました。おそらくこの日は弊社にとって最もリスナーの少ない日だということはわかっていましたが(笑)、メインパーソナリティの味園さんと一緒に、にぎやかな祭のひとときをお伝えできたのではないかと思っています。

 翌日の土曜日は、僭越ながら私めが会場本部のアナウンスを頼まれ、花巻まつり史上ほぼ初めて?男声による祭りナビMCをやっちゃいました・・・!14:00すぎから交通規制解除の21:30過ぎまで7時間余りだったので、さすがにクタクタになりましたが、妙な達成感に包まれましたよ・・・

 古巣のめんこいテレビの番組「山海漬」も取材に来ていた花巻まつり。
 まずは日程が無事に終わってホッとしました〜
 参加した皆さま、大変お疲れさまでした。
 社長代理ということで、このビッグイベントのオープニングセレモニーに参加したのは怖いもの知らずの(笑)落合です。
 なんといっても東北6県の元気な「若様」たちが参加するとあって、会場の花巻市文化会館は最初から熱気でムンムン・・・。
 開催地の実行委員として挨拶に立った、花巻青年会議所の伊藤代表もやや緊張気味ですね。でも、コメントは堂々としたもの。さすが地元のトップです!

 私は、と言えば、恐縮しながら最前列にすわらされ、周囲を花巻の財界人&政界人に囲まれながらじっとしているのが精いっぱいでした。



年は20年ほど離れているんですが、(え?そんなの言われなくてもわかるって?)私は彼女が大学生の頃からの知り合いです。今はNHK和歌山放送局のアナウンサーとして活躍するKさんが、夏休みを利用してボランティア活動を兼ねて花巻のわがラジオ局に来てくれました。

 実は岩手の放送局を真剣に考えていたというKさん、私と同じ東京出身ですが、私同様、岩手が大好きなんです・・・。

 ということで、初日は早速、フリーアナの山本大ちゃんの番組をスタジオ内で見学。
 まあ、うちの会社のことですから、番組のラストにはしっかり出演させてしまいましたけど・・・(笑)

 花巻に宿泊した彼女は翌朝の番組にも出演、大震災について、岩手について、思いのたけを語ってくれました。彼女は今頃、和歌山で甚大な被害をもたらした台風報道に向き合っているはずです。こちらでの経験は決して無駄にはならないよ・・・。がんばれKさん!! 以上、落合でした。



 今回は「ひと」ではありません。「さけ」です。日本酒大好きの落合です。

 しかも私の大好きな宮古は辻村杜氏の「千両男山」・・・中でも津波に耐え抜いた「復活の酒」とのこと。酒屋さんのお知らせにすぐ飛びついた私でしたが、仕事の関係もあって、取りに行けたのがつい先日になってしまいました。早速、自宅で晩酌。
 感動の再会に思わずリビングの床でスナップ写真を撮っちゃいました!

 味は・・・コメの味が生きる「辻村流」はそのままに、心なしか強さを感じた私。もしかして、津波に耐え抜いたから?
久しぶりの岩手県営野球場は、菊池雄星投手が登板するとあって滅多にない超満員のお客さん・・・。私はその西武VS楽天戦の熱狂を「イブニングワン」の生中継で伝えるため、球場へ。

 おそらくコミュニティラジオ局では唯一の報道受付を済ませ、バックネット裏の記者席(放送ブース)に行くとすでに超満員で座る場所もありませんでした。もちろん内野席も完売しています。仕方なく私はスタンド席の最上段の通路に「臨時放送席」を作り、中継の準備を始めました。中継とは言っても、携帯電話ですから、そこは簡単なもの。マイクとイヤホン、それに電話を結ぶコネクターをかばんから取り出し、スタジオとチェックを済ませればそれで終了です。

 球場では、めんこいテレビ時代からの懐かしい方、お世話になった方にたくさんお会いできました。他局ながら勝手に弟の様な親しみを感じているテレビ岩手のIアナ。岩手朝日テレビの制作チーフNくん。主催局の会長さんと社長さん。そして何より今回のうちの中継を許可してくれた地元新聞社事業局のNさん・・・等々。みなさん私と同じ想いで雄星の凱旋登板を迎えていたのです!
 近くの席にはリラックスしたムードの恩師、花巻東高校、佐々木監督の姿も。
 
 でも、その時私は初めて気がつきました・・・。「オペラグラスもカメラも忘れたあ〜!!」
 きょうはこの仕事の前に、キャリア教育の授業で大迫高校に行っていたため超バタバタだったのです!・・・というわけで、本日のブログは(も)、肝心の写真がありません(泣)

 ところで雄星は、2週間前の楽天戦での完投勝利で精神的に安定していたのでしょう。ボールが先行するピッチングでしたが、2回、3回は見事、三者凡退に抑えます。でもやっぱり相手の大砲、山崎に4回裏、一発をあびてしまいました。惜しいよなあ〜。西武はそのあと3点を返したので、その1発がなければ雄星は勝っていたわけです。

 ただ私は実際の中継でも伝えましたが、試合の流れ自体よりも観客席の様子に注目していました。
 雄星の地元での登板と言う事で、地元ファンは大騒ぎするかと思いきや、試合が始まってみると予想以上に落ち着いているんです!そしてどちらかというと、親戚の子が大舞台で緊張しないかどうか心配そうな目で見つめながら、ストライクを取るたびに安堵の声を出す「身内」のようなお客さんが多かったような気がします。

 残念ながら雄星は、地元で初黒星を喫してしまいましたが、楽天ファンも含め会場を埋めた多くの観客が「身内」のような気持ちで応援していたことに気づいていたはずです。
 その温かい気持ちがあれば、東北の被災地の復興も大丈夫・・・。
 雄星の登板によって今日は、私達の心がひとつになっていることが示されたのです。

 試合終了時の雄星の表情は、キリッとしまっていて、またひとつ成長したように私には見えました。
 ありがとう、そしてお疲れさま・・・雄星投手・・・今夜は美味い岩手牛の焼き肉と冷麺をたっぷり食ってくれ! 以上、興奮気味の落合でした・・・。