羽田設計事務所
▼遊佐町中央児童館
遊佐町中央児童館施設基本設計技術提案
私たちの提案する遊佐町児童中央児童館は、アクティビティが透けて見え、視覚的にも空間的にも図書館と一体感に感じたられる透明でオープンな計画です。さらに、図書館と複合化されることで、コンビニのように便利で気軽に立ち寄れる、親しみやすい施設になることを目指しました。そのため図書館との間にオープンスペースをはさみ、対話するような配置計画としています。内部空間の構成は複合施設にありがちな迷宮性を避けて、メディアギャラリーを中心にして、機能が並列配置されるシンプルでわかりやすいプランとし、施設の各所から町のシンボルである鳥海山が見えるよう計画しました。内部の間仕切りも可能な限り透明化、オープンにされ、人の動きがよく見えて子供たちの参加意欲を刺激し、互いに活性化されることをねらっています。
その結果、内外とも見通しのよい環境がつくられ、利用者・管理者ともに安心できる環境になると考えました。またエントランスから奥に入るに従って静かさが要求される機能が配置されると同時に、図書館の閲覧室の静謐さを阻害しないように配慮した、動から静に変化する空間構成としました。
画像 (小 中 大)
2004.05.11:羽田設計事務所
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