本日泉区高森に建築中のS様邸にて、お引渡し前のVOC(空気中に含まれる、シックハウス濃度)測定を実施しました。
上記写真が2階南西角部屋にセットし、測定前(開封前)の写真です。
室内外の温度を記録しながらの測定の為、おんどり温度計をセットしています。
袋を開封して測定開始となります。測定時間は、8時間を目安にセットして退去となります。
建物内部の家具扉及び、収納扉等全てを開けての測定です。
当社では、ソーラーサーキット工法で施工した場合、お施主様にお引渡しをする前に測定し、
安全を確認してお引渡しさせていただいてます。
一般の住宅会社では、このVOC測定についてはお施主様からの希望がある場合、有料での実施となりますが、
殆どの会社では、会社自ら有料でもお勧めしていないのが実情です。
VOCの測定結果は、開封後の内部に入っているものを厚労省の認定されている機関に送付し、
判定をしていただき、引渡し後書面にてお施主様にご説明し、書類を提出させていただきます。
VOC(ホルムアルデヒド)は、
①トルエン
②キシレン
③エチルベンゼン
④スチレン
⑤パラジクロベンゼン・・・・の5項目を測定報告します。
尚、⑥アセドアルデヒド・・・については、追加費用になりますがご希望でしたら実施しますので、お申し出下さいませ。
⑥のアセドアルデヒドとは、簡単に説明させていただきますと、お酒を大量に飲酒し翌日に二日酔いとなった場合、
身体から体臭として発生する臭いと思って下さい。特に室内の仕上げ材に無垢材を多く使用した場合に発生する事があります。
但し、換気計画が良い室内ですと半年位でほぼ無くなる成分です。
その為、当社では第一種換気システム(熱交換型)を標準としています。
二日酔いも数日続く事が無いのと同じ理由です。
今後当社のエコWIN工法で施工されるお客様でも、希望でしたら別途費用となりますがお申し付け下さいませ。
室内空気環境の良い家は、『家族を守る為の家』としてお勧めいたします。