株式会社 米住建設/古畑亮

▼断熱住宅の進化

躯体の外部に断熱するのが「外断熱」
躯体内に充填するのは「内断熱」
それぞれ材料の性能を争いつつも、住み分けがされてきました。
ここにきて、内断熱に新しい流れが起きています。
それは付加断熱という考え方です。

躯体内(柱の内々)に充填するのが内断熱。
柱の厚み以上は入れようがなく、それ以上の性能向上は望めません。
そこで柱の外側に新たに断熱の為のスペースを作り、壁の厚み
を増す(壁の断熱強化をする)のが付加断熱工法です。
すこし外断熱の工法と似た、新しい技術です。

家中を一台のエアコンで全室冷暖房する技術を支えるのが
高断熱高気密化です。


【躯体に付加断熱下地を施工】
躯体の外回りに耐力用面材(構造用合板)を貼ります
その後、さらに外部に付加断熱の下地材を施工します
[画像]


【付加断熱工事完了 壁200o断熱】
躯体内部へグラスウールを100o充填
さらに付加断熱100oで200o断熱となります
[画像]
2016.07.04:h-ryo

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