株式会社 米住建設/古畑角次

▼バーチャル無暖房住宅D

無暖房住宅の試みをしています。
バーチャルですが、計算上でもなかなか可能性は見えていません。

これまで改修したところは、開口部と換気方式です。
ハードルが高いQ1仕様からの改修ですが、それでも数値は遥か彼方です。

それでは、残りの熱損失1.084Wをカットしていきます。(まるで民主党の補正予算削減のようです)
改修をしていない壁、屋根の断熱補強をしてみます。
これは最初に検討するべき部位かもしれませんが、後回しにした理由は後で説明します。

Q1での壁断熱は、「細繊維グラスウール16k 100ミリ」に「高性能グラスウール32K 50ミリ付加でした。

この付加断熱厚を16K 100ミリにしてみます。

これで、Q値は0.74に 暖房エネルギーは2139Wになります。残り911W

Q値換算すると、0.30にしなければなりません。
0.30x160.6x18=867<911

2009.10.07:h-kaku

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