石とのかかわり

温海温泉 温泉街奥の方に熊野神社があります。

その神社の石階段やその辺に使われているちょっと黒っぽいが、

よーく見ると赤いレンガのような石が積み重ねられていた。

その石段のあちらこちらにほぞ穴(木の柱や梁などを差し込んだ穴)が見られ、

明らかに木造の建造物の痕跡を残していた。その石表面は、まるでレンガである。

傍らに記念碑があり、その台座にもその石積が間知積で使われていた。

石積の裏側には礎碑がついていて、そこには”赤石寄贈 佐々木重蔵、 石工 鹿野・・”

と刻まれていた。

推察ではあるが、温泉街の海口の方にある採掘場らしきところから採れたものではないかと

思う。あの辺の海岸沿いにもところどころ赤い岩が肌を出したものがあり、

麻耶山系の噴火時の流出物であろうと思われる。

あの辺には温海粗粒玄武岩と言われる、ドレイライト岩床があると言われているそうだが、

それなのかどうかは不明。

その辺の情報をお持ちだったり、詳しい方おられましたら お書き込みお待ちしてます。
2006.07.01:golem:[メモ/身近な石]


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