石とのかかわり

ひぶくろ:灯篭の火をともすところをさす。本来木の扉や透かしの窓を持っていて、扉をはずし、又は開いて蝋燭や油の火をともしたもの。神社やお寺の踏石の左右に配置しておとづれる人の足元を照らしたものだろう。古いもので よく火袋の無いものを見かけるが、そのように明り窓を開けたためにこわれてしまい、笠石と宝珠を載せただけになっているものが数多く見られる。上の笠石を大きくすることで足元を明るくしようとしたのだが、そのために不安定になり地震等で壊れてしまったものが大半だ。
だが、笠石を大きくして石を持ち上げている姿も圧巻で山灯篭と呼ばれる、自然石の下面を切断し、笠石としてのせたものも庭灯篭として珍重する人も多い。
山形では蔵王石を使って、石灯篭を製作しているところもある。
(写真:六角雪見灯篭)
2005.12.21:golem:[メモ/身近な石]


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