月山登拝口三神社例大祭

934.5KB - PDF ダウンロード
月山登拝口 本道寺口 例大祭

本道寺口之宮湯殿山神社 
 「護摩祈祷」9月8日(木) 11:00~
 護摩木をたいて心願成就

 護摩とは護摩木をいう薪をたいて様々な願いを叶えるための真言密教の修法です。
護摩の日はお不動さまを象徴し、薪は煩悩を表しています。この御祈祷を通じて
心の迷いをお不動様の炎で焼き尽くし、願いを速やかに成就するように祈念いたします。御祈祷をすすんでお受けになれば願いが清められ、家内安全・心願成就等のご利益をいただくことができます。
 また、一昨年60年ぶりに復活しましたみこし渡御を今年も行います。この神輿は明治時代に当神社に奉納されまして、文化財としても大変、貴重なものとなっております。
 さらに、今年は、日本が元気になりますよう大震災被災地の復興への祈りがこめられます。


大井沢湯殿山神社
 「火渡り神事」9月10日(土) 18:00~
 心の迷いを払う火渡り体験

 火渡りとは、正しくは火生三昧(かしょうざんまい)と言います。物体を焼き、その性質を変えてしまう力を持った火をわたります。その体験によって、自分の心の迷いが消滅し、大きな力を授かり願いを叶えることができるのです。火渡りの際には、素足になり心を静かに正しくし、山伏の掛け声にて、急がず走らず火の力を味わう思いで、まっすぐに渡りきります。渡ったら御札を頂き神様に礼をして結界より出ます。
 大井沢湯殿山神社は、もとは大日寺という真言宗寺院であり、主に関東地方、磐城、岩代、置賜からの参拝者を迎えました。大日寺を発って出羽三山へと向かう行者の列は、「湯殿まで笠の波打つ大井沢」と読まれるほど延々と続きました。


岩根沢三山神社
 「太々神楽」 9月11日(日) 10:00~
 神仏に奉納される舞を間近で見学

 太々神楽は、国指定重要文化財・岩根沢三山神社の神前で毎年2回奉納されます。明治初年頃に、福島県伊達地方に伝わる里神楽が岩根沢に伝えられたと言われています。昭和12年ごろまでは大神楽(面をつけて舞う)36座、小神楽(面を付けない舞う)12座もありましたが、現在演じられるのは5分の1近く(「猿田彦舞」「大延舞」「倭姫舞」等)に減ってしまいました。
 昭和51年に神楽の復興と後継者育成の目的で、保存会が結成され守り継がれております。平成21年2月には町指定文化財(無形文化財)として登録されました。また財団法人地域創造において「地域文化遺産」として登録されております。
2011.08.25:gasahi:[コンテンツ]

この記事へのコメントはこちら

※このコメントを編集・削除するためのパスワードです。
※半角英数字4文字で入力して下さい。記号は使用できません。