私は生まれたときから身体に障害のある祖父と同居しており、
人の役に立つ仕事に就きたいと思ったのが、この道を選んだきっかけです。
また、小さい頃に喘息でよく通院したり、入院していて、
通っていた病院の看護師さんたちが明るくて優しい方で、
「この人たちのようになりたい」と憧れを抱いたことも理由の一つです。
3週間の実習を通して印象に残っていることは、入院している患者さんが私たち実習生や看護師さんのことをよく観察しているということである。患者とのコミュニケーションの中で「看護師さんは忙しそうだ」「看護師さんに手伝ってもらうのは申し訳ない」などの言葉を耳にした。これらの言葉から患者さんは看護師に対し、申し訳ないと思う気持ちや、遠慮している様子がうかがえる。実習するうえで私たちは患者さんの日々の状態を観察する必要があるが、患者さんも看護師の行動の様子や関わり方をよく観察していると今回の実習で強く感じた。しかし患者さんが看護師に対し遠慮しなければならないことは決してない。患者さんに安心して入院生活を送ってもらえるよう、看護師は忙しくてもそれを周囲に感じさせないように配慮していくべきである。これは学生である私にとっても十分気を付けていかなければならないことである。2月の実習でも、心にとめて頑張っていきたい。