[画像]山形県尾花沢市は夏スイカの生産量日本一を誇ります。
その尾花沢市で長年、EM農法でこだわりのスイカ栽培に取り組む笹原農園さんの畑におじゃましました。
そこには元気に育った尾花沢スイカがたわわに実っていました。
[画像] [画像] 山形県内でも有数の豪雪地帯である尾花沢市、
そこには広々とした田園の風景が広がっています。 尾花沢の土壌は黒土でやせている土、
それがスイカにあっていたと笹原さんは教えてくれました。
[画像] そんな尾花沢の土と正面から向き合ってこられた笹原さんは、
長年EM農法に取り組まれています。 ※EMとは、Effective(有用)Microorganisms(微生物群)の略語で"共存共栄する有用な微生物の集まり"という意味。このEMの培養液の力で土が生き生きとなって、豊かな作物を実らせるのがEM農法だそうです。 はじめてEM農法に出会った頃、
「土を元気にして、うまい野菜や米が作れるなんて、そんな話は信じられない」
と思ったそうです。 ではなぜEM農法に取り組もうと思ったのか・・・ 第一に安全なこと(作る側にも食べる側にも)、
第二に経済性(EMの培養液は安価であること)だったといいます。
[画像]害虫除けに用いる唐辛子を入れた木酢液農薬や化学肥料を使っても作物は収穫できる。
ただし使い続けていけば、土はどんどんやせていく。 なぜ土がやせるのか・・・ 農薬や化学肥料の影響で微生物が死んでしまうからだそうです。
[画像]笹原さんのふかふかの土 「人間は土を食って生きている」と笹原さんは言います。 有機肥料が微生物に分解されて糞になり、
糞が発酵して液状になって作物の栄養になる。 その実りを人間が食べて命をつないでいる。
[画像] 広がるスイカ畑。長引く梅雨にも負けず、青々と伸びる元気な葉。
土の力と笹原さんの情熱の賜物だと思いました。 おじゃました時は小玉スイカの収穫が最盛期でした。
周辺では大玉のスイカの収穫が始まっていましたが、
笹原さんは「まだ早い。」と大玉スイカの収穫を待ちます。 目の前で割った大玉スイカはみずみずしく、実がぎっしり詰まっています。
糖度はすでに12度はあるといいます。 「もう少し待てば、完熟してもっと甘くなる。」
[画像] 笹原さんは決して味に妥協しません。 長年待ってくれているお客様を裏切るわけにはいかないと言います。
笹原さんのその情熱が信頼を重ね、今笹原農園のスイカは市場には並びません。 フルッティアが笹原さんとお付き合いするようになってから
早10年が経とうとしています。 「笹原農園のスイカの味が忘れられない」
というお客様が毎年、確実に増えています。 今年も笹原さんの厳しい目で選び抜かれた尾花沢産の大玉スイカが並びます。 大地の栄養をたくさん吸収して大きくなったスイカで、
暑い夏を乗り越えていただけたらと思います。 お・ま・け収穫された小玉スイカの横には、カボチャの海(!?)が広がっていました。
EM農法で育てられた、とびきり元気なカボチャたちです。
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[画像] フルーツポンチッチ
(スイカ入) [画像] 山形県尾花沢産
《ひとりじめ小玉スイカ》
はながさEM研究会 [画像] 山形県尾花沢産
《尾花沢スイカ》
夏西瓜日本一 -->
2013.08.01:フルッティア
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