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雲のゆくえ THE CONVOY SHOW in 盛岡


久しぶりのコンボイ・ショウ。「タイム・トンネル2」以来だ。

この間に、コンボイ・ショウをお休みして自分の舞台に専念していた
わたしの一押し「舘さま」も復活。
紅一点と呼ばれるにふさわしい愛らしさを振りまいていて、
「コンボイの館さま」としてのキュートさにクラクラうれしい目眩を感じてしまう。

コンボイ・ショウのレビューを書くうえではお約束ごとがあって、舞台の内容に
ついては触れてはいけない。
なので、具体的には書けないのだけれど、
コンボイ・ショウというエンターテイメントの枠はまだまだ固まってはいなくて、
常に進行形なのだなと感じさせる舞台だった。

定番のお芝居、ダンス、歌などのパフォーマンスのクォリティを維持しつつ、
新たなパフォーマンス(引田天功とマギー司郎を足して2で割らないような?
とか。。。笑)もいくつか披露して、しかもそれぞれに見応えのあるものに
なっているのがすごい。

今村ねずみという人の欲張りさ加減がつくづくわかるというものだ。

ただ、コンボイ・ショウに開眼させられてしまった観客側もねずみさんに
感化されてか、より欲張りになっているのも事実。
パフォーマンスのバリエーションが増えた分、例えば定番中の定番で、
いつも打ちのめされるほどの衝撃を感じさせてくれるダンスに少し物足りなさを
残した感がある。
メンバーの年齢が上がっていくことを考えれば、ダンスはこれからの
コンボイにとっての課題になっていくのかもしれない。

物足りなさを感じさせた原因の一つには音楽がある。
今回フューチャーされているビートルズ世代の音楽とテイストが違うためか、
コンボイの持つスピード感に良く合う、御用達B’zサウンドがなかったことは、
やはり惜しい。
全体の芝居の流れとは確かに合わないのだが、観る側としてはアンコールの
中などに盛り込んで欲しかった。

これまでのコンボイ・ショウと趣を異にしているのは、このスピード感の違い
かもしれない。
「走り出したら止まらない」コンボイを期待すると、少々とまどうけれど
いつもよりゆったりした流れはお芝居の中ではちょうど良く、
今回設定している時代に懐かしさを感じる世代のわたしとしては、
とても心地よいものだった。

と、硬めのレビューはこれくらいにして。。。

館さま〜。
ヒロ・タテガタの舞台では近づきがたい高貴さを漂わせまくるけれど、
コンボイでは愛らしいみんなの花。
かわいくって、かわいくって、かわいくって。。。(以下100回繰り返す・笑)
いつまでもそんな貴方でいてください。
ますます筋肉ムキムキになっても貴方なら良いわっ。

ジュリさん。
タップではため息をつかせるほど大人の香り。
なのにいたずらっ子みたいなお茶目な笑顔にニヤけてしまいました。

サムさん。
コンボイのセクシーダイナマイト。
今回セクシー度は低めだったけれど、館さまへのセクハラはNO.1!?

徳さん。
のびのびとした○○○○のモノマネが最高。
いつもながら声の渋さには聞き惚れました。

右近さん。
その自然体が貴重です(笑)大事です。

そして、ねずみさん。

やっぱりすごい人です。
年を感じさせない身のこなし。
心をすっと吸い寄せるようなそのまなざし。
目が合うと(ように感じると?笑)その引力が怖いくらいで、
最前列で観たわたしはドキドキしっぱなしでした。
一生ついていかせて下さい!

来年は「祭」全国横断!

スピード全開で、まだまだコンボイは走り続けてくれるはず。
今から待ち遠しい〜〜!

そめ:count(3,314):[メモ/おしばいetc.]
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