株式会社Forex/季楽な家開発奮闘記

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新たなページに生まれ変わりますのでお楽しみに!!
4月初旬オープン予定です。
木族のブログにアンケート設置しました



木族のブログ


■Y様との出会い
山形市にお住まいのY様ご夫婦。ご結婚されてから一年余りの新婚さんです。
とある日、奥様の職場にて「独立開業を考えているんです。」と何気ない会話から、「店舗併用型住宅」のご相談をお受けしました。

「店舗併用」となると、建築地の選定には慎重にならざるを得ません。
早速、ご希望の山形市北部を中心に、1100万円の予算を目安に建築地を探すことに。

市内の不動産屋さんを駆け巡り、候補となる土地をY様ご夫婦とご一緒にみて廻ることになりましたが、なかなか「これだ!」というものがありません。

市内北部のありとあらゆる土地を見学した結果、Y様ご夫婦がお選びになられたのが、「山形嶋地区」の一画でした。





Y様の住宅に対するご要望は、
●店舗と同階にLDKを設けたい。(奥様)
●将来、ご両親との同居を考えている。(ご主人様)
●収納を多く、家事の動線もコンパクトにしたい。(奥様)
●なるべく月々の返済を少なくしたい。(ご夫婦共)
などなど。

早速、模型とイメージパースの作成に取り掛かりました。
■内観・外観模型イメージ

■内観スケッチパース

奥様のご要望は、「少し、木肌がみえてもいいな。」とのこと。
くつろぎの場であるリビングの上部は、梁を見せた大空間の吹き抜けにしてみました。螺旋の階段をご提案させていただきましたが、別に「階段にこだわりを持っていません!」とのことで却下(悲)。代わりにスケルトン風の階段に変更となりました。



■建築吉日に地鎮祭がとり行われました。

連夜の打ち合わせの内容が、いよいよ実物大となります。ご主人曰く「昨夜はよく眠れませんでした・・。」とのこと。
ここまで、住宅ローンのことや、建築地の選定など大変でしたものね。私も無事にこの日を迎えることができて、とても感慨深いものがあります。



金内勝彦設計工房代表:「金ちゃん」こと金内氏

設計業務の傍ら、ホームリサーチ山形の検査業務を兼務する超多忙人。
県内のビルダーさんはご存じの方も多いはず。今回検査業務をお願いすることになりましたが、彼のセンスを活かしたいと思い当社とタイアップして、デザインの提案をしていただくことになりました。(正確に言うと巻き込まれた???)とご本人は感じているかも知れません。(笑)

■とある日の会話
私:「金内さんの仕事って、ローンの申し込みから設計、検査まで忙しいですよね。」

金内氏:「私の仕事で地場のビルダーさんが、少しでも活気つけばいいと思っているんですよ。」

私:「なんか、業界のお助けマンみたいですね!(感動)」

金内氏:「少しでも、ハウスメーカーとの差別化になればと考えています。」

私:「世の中の不公平を正す、まるで遠山の金さんですね!」

金内氏:「そんな大げさなものじゃ・・・。(困)」

私:「これからあなた様を、金さんて呼ばせてもらいます!」

金内氏:「・・・。きん・・・。さんですか??(迷惑)」

私:「金さんだと、ちょっと堅いですね・・。」

金内氏:「・・・・・・・・・・・・・・・。(激困)」

私:「そうだ!人柄から、金ちゃんにしましょう!!金ちゃん!はっははははっ(大満足)」

金内氏:「・・・・・・・・・・・・・・・。(大迷惑)」



■丁張り風景

山形の嶋地区と言えば、「地盤の弱さ」を良く耳にします。しかしながら、地盤調査の結果はなんら問題なしの調査結果。
逆に、杭が入っていきません。Y様がお選びになったこの敷地は強いです。最強です。当社専務も、金属杭を持って奮闘中です。

■防湿シート+スラブ断熱材の施工風景

Y様邸では、床下を「室内」として施工するため、「防湿」「断熱」はとても重要です。

■当社専務が熱く語る

来る上棟日の前に、木組みに関する打ち合わせ。梁の見せ方や構造に関する強度の確認が白熱論戦中です。
特にプレカットの打ち合わせには、当社の棟梁から現場第一優先の注文が伝えられます。
Y邸では、独立される店舗の「しつらえ」が重要です。デザインと構造のバランス。
こちらは、Y様とご一緒に塗装工事をすることに決定。楽しみです。

■来週上棟します。

基礎が無事完了。仕上がりもバッチリ!とても綺麗な出来栄えです。本日は土台敷きが行われました。来週はいよいよ上棟です。この日の気温は10℃。しかし、当社の専務は燃える男!。現場は熱気でムンムンです。



■上棟風景

晴れ渡る秋晴れの中、無事に棟上げが完了いたしました。在来工法はこの時期が見応えがあります。

■梁と柱の構造美

柱と梁が絶妙に絡んだ姿に感動。養生された柱材とこれから出来上がる壁の一部は、お施主さんと一緒に塗装する予定です。

当初作成した模型通りの進行状況です。Y邸の店舗となるエントランスは連続の窓と、外壁材のコントラストで存在感を出していきます。

■模型から見る店舗の予想図




■寡黙な男「E部長」登場!

当社が電気工事をお願いしている長井市にある電気設備会社の「E部長」。
おとなしい性格からか、当社の現場ではイジラレキャラです。

そんな寡黙な男「E部長」「金ちゃん」こと金内氏との絶妙な(?)打ち合わせが行われた。


■とある日の会話


金ちゃん:「ここの照明は、高さはこの位置でここにコンセントを付けて下さい。」

E部長:「・・・・・。」



金ちゃん:「この間柱の中心ですよ!」

E部長:「・・・・・。はい・・・・。」

金ちゃん:「・・・・。(この人大丈夫かなあ・・・)」と心配のご様子。

■金ちゃんからの容赦のない電気設備の計画に、思わず図面を覗きこむE部長。


E部長:「・・・・・。(大変そうだなあ・・・・。)」

こんな物静かな彼は、只今「花嫁募集中」です!



■打ち合わせ風景

2011年の仕事始めは、極寒の中外壁の打ち合わせです。今回Y邸に採用する外壁材は、「スパンドレル」という、あまり住宅には使われない特殊な素材です。

■スパンドレル

実はこの外壁材は、スーパー設計者「金ちゃん」が、こだわり選び出した素材。当社も、初めて施工する素材です。

■内部建具の打ち合わせ

内部建具は既製品を使わず、建具職人さんにお願いします。写真に写っているのは、上山市に工房を持つ「武蔵建具店」代表の武蔵氏。室内のデザインに合わせた、シンプルモダンに仕上げていただける様に、綿密な打ち合わせが行われます。

■内装打ち合わせ


内装工事も大詰めです。いよいよ美容室の開業に向けて、Y様も私達スタッフも気持ちが高まってきます。「金ちゃん」も、自らのデザイン提案が形に現れてきて完成を心待ちのようです。



■美容室のロゴマーク


開業に向けて、お店のネーミングが決定いたしました。奥様が日なたぼっこをイメージされた名前です。「ソラナ」「Solana」素敵なネーミングですね。
お店のイメージカラーは赤。このロゴを元にお店のサインを考えていきます。外装工事も完了し、いよいよ外観の全貌が明らかに。



■オスモカラーの試し塗り

日本オスモ東北営業所の高橋所長(左)より、Y様邸の木材の搬入をお願いした柏倉木材店(右)さんの事務所をお借りして、取り扱いの説明や注意点などをお聞きしました。

この塗料の特徴は再生可能な自然の植物油(ひまわり油、大豆油、アザミ油)と自然の植物ワックス(カルナバワックス、カンデリラワックス)をベースとした無公害木材保護塗料です。

当初粘量が強い!というイメージでしたが、専用のコテバケを使用することで、作業は比較的楽に出来るようです。

美容室の内部は、この「エボニー」というカラーで木部を仕上げていきます。イメージはクラシカル風で、奥様のシンボルカラーである「赤」をポイント的に現わしていきます。

■情野社長と柏倉社長

高所の塗装は大変な作業でした。それでも黙々と木肌に塗装を塗り込んで、拭き取っていきます。この「拭き取る」作業が、後々の仕上がりに影響が出てきます。


■途中経過の風景写真

■ビフォーアフター

■情野社長。塗装工になる。

クリア―を塗る情野社長。作業中、本人は「私は塗師・・・。私は塗師・・・。」となにやら意味不明の言葉?を繰り返し発しながら、黙々と作業に没頭しています。この方、ひとつの事に集中しだすと、まるで修業僧の瞑想のごとく、自分の世界に浸ってしまいます。



■イメージカラーの「赤」が貼りつけられました
お店のイメージカラーとなる「赤」のクロスが、店舗の入り口から正面に貼りつけられました。ホワイトのカラーと、クラシック調の木組みがなかなかのバランスで現れてきます。

■ホワイトの壁が木組みを彩る

建築業界に長く携わっていると、職人さんを見ればその仕事振りが分かります。いつもお願いしている内装屋さんは、当面先まで仕事が一杯だとのこと。この間も日曜日にも関わらず、社長さん自身が翌日の段取りに来ていた。こんな素晴らしい職人さんと仕事が出来てうれしい限りです。

■若きホープ「大将」

彼には意外?にも「彼女」がいるらしい。なんでも今年中には結婚して、子供も欲しいとのこと。陰ながら応援しています。はい。



■美容設備の配置

シャワー台や椅子などの、美容設備が搬入されました。奥様は開業ギリギリまでお仕事されているため、設置位置の確認には旦那様に立ち会って頂きました。そして、本日は仮設足場の解体日です。青空の中、建物の全体像が現れました。

■ブラックとホワイトのシャープな外観




■イタリアンポーチタイルの施工風景
いつもお世話になっている菅左官によって、ポーチタイルの施工が開始されました。


この広いスペースは設計上、ご来店されたお客様の待合スペースを兼ねています。アンティーク調のソファーとテーブルがお客様を優しく出迎えるといったコンセプトになっています。社長が自ら塗装した腰壁もなかなかの風合いです。

「テラコッタ」は、粘土質を含む素焼きの陶器のことです。「テラ」はイタリア語で「大地」。「コッタ」は「焼かれた」の意味だそうです。イタリアの建築で使用されるテラコッタは南下するほどに色が明るくなっていきます。ミラノとナポリでは街並みの色がはっきり違います。これは南北でイタリア人の気質が違うという説と、火山の影響でテラコッタの材質である粘土の色が北と南では異なるという説があるそうです。

■完成写真

■玄関ポーチ住宅(左)と美容室(右)




■外観のポイント

白と黒のカラーにお店のイメージカラー「赤」が加わるとこんな感じに仕上がります。ベランダにはルーバーを採用。

■ダボ式(移動自由)の棚を室内に施工


この移動が自由な棚は、寸法を選ばず収納出来る為便利な使い方が出来ます。棚を支える金具はブルズというメーカーのもの。



■T専務登場!
当社のIT化?にご尽力頂いているT専務。昔ほどのバイタリティーは影を潜めたものの、相変わらず元気!のようです。

■とある日の会話(明日の工事の下準備に訪れたT専務)

T専務:「最近若い衆と飲むのが辛いんですよね・・・。」

私:「どうして?」

T専務:「若い衆は、どーしても綺麗な女性の店に行きたがるんですよ!」

私:「昔ブイブイしていたあなた様からそんなことをお聞きするとは思ってもいませんでした。」(苦笑)

T専務:「私も歳をとりました。」


私:「・・・・。」(私は知っている。かつて君は、「エ○ルパン」といわれていたことを・・・。)



■建物外観

ホワイトとブラックでデザインされた外観。玄関ドアはブルーとレッドをチョイスしたデザイン。晴れ渡る陽の下にその全貌が明らかになりました。




■美容室

クラシカルな色調にイメージカラーの赤がポイントです。勾配天井に木の木組みがダイナミックに見えます。




■室内

室内空間はホワイトの壁に、造作建具を採用したシンプルモダンスタイル。リビング上部の大型吹き抜けもダイナミックです。

気になるニュースをお知らせします。

『フラット35S』適用対象を『省エネ住宅』に限定し復活
国土交通省は21日、9月末で申し込み受け付けを終了する長期固定金利型住宅ローン『フラット35S』の金利1%引き下げ措置について、11年度第3次補正予算で財源を確保し、適用対象を『省エネルギー性に優れた住宅を取得した場合』に限定して、今年度中に復活を目指す方針を明らかにした。

現在のフラット35Sは、省エネルギー性のほか耐震性、バリアフリー性、耐久性・可変性のいずれかに優れた住宅を取得した場合が対象。最長35年間にわたって適用金利が固定されるのが基本のローン『フラット35』の特徴だが、現在の「35S」は当初10年間について、「35」より1%低い優遇金利を適用している。

元々の金利引き下げ幅は0.3%だったが、昨年2月から1%に拡大した。ところが利用者が想定より多かったため、同省は8月、今年12月末としていた受付期限を3カ月前倒しすることを決めていた。


住宅エコポイント5か月短縮…申請、想定上回る
読売新聞 5月13日(金)11時26分配信

 国土交通省は13日、省エネ対応型の住宅新築や改築を行った場合に最大32万円分のポイントを付与する「住宅版エコポイント」制度の期限を5か月間短縮すると発表した。

 2011年12月末までに始まる工事を対象としていたが、これを7月末までとする。ポイントの申請期限(新築一戸建て住宅は12年6月末)や交換期限(14年3月末)については変更しない。

 想定を上回るペースで申請が行われているため。国交省は、新築、改築でそれぞれ60万戸分を想定していたが、4月末までに新築約30万戸、改築約36万戸に達している。
「見積りをお願いしたいんだけど・・・・。」
当社のホームページをご覧いただき、問い合わせをいただきましたのは、現在愛知県にお住まいのK様。K様はもともと上山市にお住まいでしたが、このたび帰郷されるにあたり、築数十年で空き家にしていた住まいを、全室リフレッシュしたいとのご相談をお受けいたしました。

■まずは、水廻りから工事開始!

設備機器はすべて新しい設備に交換します。台所の天井には雨水?がにじんだ様なシミを発見!いざ天井を剥がしてみると、雨漏りの原因となる箇所は屋根板金の折り返しが不十分であった為に、雨水の侵入を防ぎきれなかったようです。工事を進めていく中、前工事会社のズサンな施工が次々と判明してきました。それは、現在では考えられない内容です。(怒)

■問題発生!

和室の押し入れを大型クローゼットにするため、壁を壊して中を見てみると、愕然!断熱材が半分しか入っていません。

このまま塞ぐこともできず、K様に報告することに・・・。

私:「断熱材がこのような施工になっていました。」

K様:「・・・・・。」

私:「・・・・・。」(怒り心頭!!)

何故このような施工をしたのか?よく観察してみると、おそらくボードを先行して張った後に、上から押しこんだ様子。筋交いの部分にその時の施工が伺えます。折しも日本国内は「断熱材不足」の状態。やむなく工期の延長をK様にお願いすることになりました。



■台所の床補強工事
K様より、「床のキシミが気になる」とお聞きして、「断熱」「補強」の工事を行います。将来お二人でお使いになるこの空間は、L型のキッチンを採用して、対面式のダイニングにリフォームします。

木組みの追加・変更でバランスよく組み立てていきます。床下には断熱材を敷き詰め、冬期間の足元冷えを塞ぎます。

前施工では、床鳴りの原因となる部分に、木組みの施工に問題があったため、木組みをやり直していきます。写真は鋼製束を使用し水平を確認している様子。

■木組みを確認する棟梁

床下に断熱材を敷き詰め、フローリングを貼り完了。傷を防ぐための養生シートを貼り「床下の補強工事」は完成です。

■断熱材の施工

問題のある断熱材をすべて交換します。これで格段と温度差の解消につながるはず、天井に断熱施工したあとシステムキッチンを設置すれば工事完了です。

■天井・窓上にも、しっかり断熱施工します。




■和室の断熱施工

壁を壊した時カビの匂いがあった部分には、衣類をしまえる大型のクローゼットを配置する予定。床の間をこわして断熱材を施して改修します。

■床の間があったところ↓

断熱施工が完了し、いよいよクローゼットの取り付けが始まります。

■右のクローゼットの内部はこんな感じに仕上げます↓




■浴室のリフォーム

既存の浴室を取り壊してみると、土台が腐畜しシロアリの形跡が見られます。これも予想外で、急遽土台の交換に踏み切りました。

■妨蟻処理写真

■ビフォーアフター

浴室の完成。メーカーはクリナップ製で、「アクリア」を採用。山形のショールームをご覧いただきながら決定していただきました。



■洗面脱衣室のリフォームの施工風景
施工前

床下の断熱工事から床・壁補修工事までの経過


設備設置・配管工事を担当していただいたのは斎藤氏。本業の傍ら「除雪」もしていただいた。本人は、照れ屋で素朴な真面目な職人さんです。




■トイレの施工風景

壁紙と床のカラーを変えて明るいトイレとなりました。
■ビフォーアフター




■キッチン改修工事施工風景
施工前

K様のご要望は対面式のキッチン。ダイニングの広さ的に制限がある為、今回は、L型タイプを採用しました。

■とある日の会話


私:「ホームページに顔公開していい?」

職人さんA:「えー!ホームページにですか?」 ちょっと困った顔をしているが・・・・。

私:「はい!チーズ!」 すかさず「パチリ」

職人さんA:「・・・・。」 ベストスマイル!! おいおいカメラ意識しすぎだろ!

若い職人さんは、寒い中の仕事でも元気いっぱい!


K様自身がカラーチョイスをした「イエロー」のカラーが、部屋のワンポイントになっています。二人の若い職人さんが、見事バッチリ!設えていただきました。



■居間の改修工事作業風景
改修前

既存の棚を一部壊して新たに造作します。現在、愛知県にお住まいのK様との現場打ち合わせ。K様は遠路にも関わらず、定期的に確認しにお越し下さいます。的確で敏速は指示に私達も必死でお応えします。

既存の棚を外した後(左)の造作は、ボードに木枠で囲む(右)というもの。細かなご要望ですが、ここでは、現場管理兼木工事担当の当社専務の、腕の見せ所です。

改修後

塗装も施され完成です。K様はここに大型テレビを置くご予定です。



■玄関のリフォーム(ここでも問題発生!)

「玄関ポーチが沈んでいる」とお悩みだったK様。いざ!既存のタイルを剥がしてみると、コンクリートの厚みが4センチほどしかありませんでした。これが問題の写真↓

玄関ポーチタイルをすべて壊して、新たに作りなおします。階段も一段とアプローチに問題があったため、こちらも2段にした改修工事を行います。週明けには、断熱ドアに変更します。


■断熱玄関ドアの取り付けが完了しました。

■玄関タイルの施工風景


施工前は階段が1段でしたが2段に変更します。両サイドに鉄筋を差し込みながら組み強度アップを図ります。
■シャッター取り付け完了

■基礎廻りモルタル仕上げ




■2階寝室に点検口を設置

リフォームの場合、施工中に気づく工事が出てくることがあります。写真は電気設備屋さんの依頼で、点検口を付けている様子。業者間の連携も大切です。

■ホール・廊下のフローリング施工風景
施工前

フローリング施工途中風景

フローリングのカラーをライト系にすることで、家の中のイメージが変わってきます。とても明るくなりました!

廊下からの入口は「アウトセット」の引戸を採用。高さも2000㎝にして明りも取り込みます。



■内窓「インプラス」を装着
ニ階和室は先行して工事が順調に進んでいきます。写真はエコポイント対応の内窓「インプラス」の施工例。ガラス内部が障子調になっているタイプ。


■2階の部屋はすべて完了しました


■塗装工事(K様と塗装屋さんとの現場打ち合わせ風景)

改修工事もいよいよ完了です。最終は老朽化して色が擦れてた部分を丁寧に塗装してゆきます。

階段塗装の風景写真。黙々と没頭する職人さん。いつも人懐っこい人柄なのですが、今日は声を掛けて仕事の邪魔にならないようにと、「コソッ」と写真を撮らせていただきました。

職人さん:「塗り応え、抜群です。」(ボソッ・・。)



■屋根塗装工事

最後に外部の塗装工事です。屋根塗装は事前に水圧洗浄をしてから行います。

山形では珍しい?雨戸は、塗装屋さんもそんなに経験もないとのこと。それでも、仕上げはバッチリです。



この度の東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた被災者の皆さまに対しまして、心よりお見舞いを申しあげます。

■当社で建築・工事をしていただきました皆様へ

只今地震で建物に被害がないか、お電話・メール・訪問にて対応しております。山形県は全域で通電しましたが、携帯電話などは未だつながりにくい状況です。固定電話は比較的繋がるようですので、緊急は固定電話番号にお電話ください。

※ホームページ内に東北地方太平洋沖地震義援金の受付のオリジナルバナーを作成いたしました。クリックすると山形県のサイトに移行します。



※岩手県被災者名簿で見つかりませんでしたが、このサイト→NHKホームページ確認したところ安否の確認が取れました。





※さみだれ復興支援プロジェクト
ホームページでお世話になっているステップアップさんが復興のためにご尽力されています。当社も協力いたします。


株式会社 Forex (フォレックス) 
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〒999-3126
山形県上山市金生西3-8-20
TEL 023-673-1270
FAX 023-673-1278

【子育て住宅支援補助金】とは?

上山市指定の市有地を購入し一戸建の新築住宅を建築する人に費用の一部を補助するというものです。補助率1/3(上限250万円)


▼例

金生東2丁目17番5号(216.84㎡ 価格4,553,640円)の場合

4,553,640円 × 1/3 = 1,517,880円

↓※1万円未満の端数切り捨て

1,510,000円が補助金額になります。



●対象者となる方:次の①-④すべてに該当する方が対象になります。

①上山市の指定保有地を所得し、子育て住宅を建築する方で、土地の売買契約結んだ日から2年以内に、建築を完了し補助金交付申請を行える方

②補助金の申込み時に、建築した住宅へ転入または転居している方で、満13歳未満のお子さんが同居している世帯
 
③市税、国民健康保険税、市の使用料などを滞納していない方

④住宅の建築工事費が1000方以上であること




●受付期間 4月4日(月)~28日(木)

 ※時間は午前9時~午後5時。土曜・日曜日、祝日を除く。
 ※申込みされた方が複数の場合は抽選になります。
 ※5月2日(月)以降は随時、受付し売り払います。

●お申込み 次の手順で申し込んでください。
 ①市担当者から、ご購入を希望する区画の現地や規制などについて説明を受けてください。

 ②市有地購入申込書と住民票抄本を、上山市役所財政課(2階)へ持参してください。郵送は受付できません。

 ※市有地購入申込書・・・市役所財政課に備えてあるほか、市ホームペページからダウンロードもできます。

 ※子育て支援住宅補助金についてはコチラ


詳しくは→市有地の売払いチラシ(平成23年4月1日市報 折込)

当社が設計・施工をさせていただきました上山市の「有隣庵・若き庭師さんの家」が、エアサイクルの家主催「デザインコンテスト」の受賞作品にノミネートされ、「特賞」を受賞いたしました。

■「平屋+α」の外観とコストパフォーマンスにこだわりました。


■無垢の素材に囲まれたロハス新民家


■2010年秋に行われた完成内覧会は大好評でした






■元プロボクサーのお施主さん。現在は造園業「有隣庵」の代表


■詳しくは2010年「エアサイクルの家」コンテスト受賞作品をご覧ください。

2010年施工「有隣庵・若き庭師さんの家」の施工日記です。

上山市にお住まいのI様は、京都で修業を積み独立された若き庭師さん。
いつも笑顔で穏やかな人柄に、I様の周囲の人はみんな笑い声が絶えません。


■お施主さんのプロフィールはコチラ

そんなI様の住宅に対するご要望は、

●「月々のローン返済を、現在お住まいの家賃と同額に抑えた家計に優しい家」
●「自分が手がける庭をデッキ越しに眺めたい。
●「ランニングコストを考えた高性能な住宅にしたい」などなど。

早速、外観のイメージを掴むため、間取りの構成と模型作りに取りかかりました。




■地鎮祭の風景

某日、厳かに地鎮祭がとり行われました。この日ばかりは、いつも作業服のI様も、スーツに着替えて大変身!なかなかの男前ですよ!!

エアサイクルシステムの礎となる次世代型基礎「コラムベース基礎工法」の施工風景。写真のカンカン帽子はなんと!!お施主さんご本人です。!
フクビ社のベストセラー、シロアリを防ぐアリダンシートを巻き込んで、あらかじめ施工したレールに設置していきます。また、シートを止めるテープにもその効用があります。

■次世代型基礎「コラムベース基礎工法」はこんな感じに仕上がります。↓

完成した基礎工法は、昔ながらの「束石基礎」がベースです。
基礎の内・外側に50㎜の断熱材が施工されているのが特徴で、エアサイクル工法では、基礎の内部も「室内と同じ」という考え方です。


コラムベース上に敷かれた土台。床下の空間は自由に空気が動きます。
屋根には、エアサイクル工法の特徴である屋根断熱材「シャルーフ」がいよいよ施工されます。



■屋根断熱材「シャルーフ」の施工風景。日射の強いときはサングラスが必要とのこと。(高橋棟梁いわく)




建築吉日に無事上棟しました。いよいよ、エアサイクル工法の外張り断熱材「CMボード」の施工開始です。

■外張り断熱材「CMボード」の施工風景


外張り断熱材のダイヤカットされた部分が、空気が駆け巡る層です。外部はアルミ箔が表面に施されており、外部からの輻射熱を防ぎます。断熱材の合わせ目は内・外部共、ウレタンで隙間を埋めていきます。

■室内側からみる風景。家全体が断熱材で覆われているのがわかります。




■梁と小屋束を見せる

■外観は模型通り、「平屋+α」のデザイン

■担当棟梁:高橋氏

飯豊町出身の若き棟梁。当社の「季楽な家」の建築には欠かせない存在だ。冬季間は蔵王スキー場のパトロール隊に変身する。

■とある日の会話
高橋:「社長!今度から、吹き抜けの施工も大工手間を頂きます!!」

私:「吹き抜けって、床面積に入らないだろ!」

高橋:「社長が設計すると、やたら手間が掛かるんですよ!!!」

私:「だから、なんで坪数に入らないものが、手間が掛かるんだ?」

高橋:「・・・・・。(沈黙)」

「・・・・・。(ニヤニヤ)」

高橋:「掛かるものは掛かるんです!(真剣)」

私:「はい・・・。(激沈)」

こんな楽しい(?)会話が、飛び交う「季楽な家」の現場なのです。

■高橋棟梁が話す「大変手間の掛かる仕事」とは?↓

勾配天井に羽目板が施された空間と、スノコ風渡り廊下の施工。
勾配天井は見た目がいいのですが、屋根の断熱性能をクリア―させて施工しないと、「夏暑く」「冬寒い」といったことになりかねません。
今回の現場では、エアサイクル工法の屋根断熱材シャルーフを採用し、当地域の省エネルギー性基準値をクリア―させました。




■I様と酒井氏(さかい板金代表)

京都造園に欠かせない「たたき」といわれる施工の準備作業風景。屋根の施工でお世話になった酒井さんと、お施主さんの匠の技がどうな風に仕上がるのかとても楽しみです。

用語解説「たたき」とは?
土に石灰や水をまぜて練ったものを塗り、たたき固めて仕上げた土間のこと。

今回の住宅計画では、玄関ポーチと南側デッキ下の部分を、I様のご提案により、施工して頂くことになりました。



三和土の続きに、錆御影の石張りの施工風景。
お施主様曰く「色彩的に三和土にとても合うと思います。」



■「たたき」の作業中、一寸一服。

粋な職人でもあるお施主さん。今回は、現場のお手伝い頂き大変ありがとうございました。間もなく完成ですね。
毎回のことですが、お引き渡しの時期が近付くと、一人娘を嫁に出すようで寂しい気持ちになります。

■竣工写真

山形市にお住まいのH様とのお住まいづくりは、まず建築地の選定から始まりました。
建築地探しは、まず、その土地の価格・形状・利便性を知ることも大切ですが、
住みたい間取りを、ゾーニング(陣地取り)をしながら考えることが大切です。

何度もゾーニングプランを駆使し、ようやく満足のいく間取りの構成が見えてきました。

そんなH様の家に対するご要望は・・・

●「高断・高気密の省エネルギー住宅にする」
●「一階の和室は、リビングと併用できるような設計にしたい」
●「収納力抜群な間取りにする」

H様の家づくりの構想は、ずいぶん前から考えていたとをお聞きしました。
何社かのお話をご検討されていながら、創業して間もない私たちに、
大切なお住まいづくりをお任せいただいたことに大感激でした。




2008年に建築して頂いたS様より、ご紹介いただきましたK様邸
建築地探しのお手伝いをしながら、上山市にお住まいを建築されることになりました。

そんなK様の家に対するご要望は・・・

●「月々のローン返済を、現在お住まいの家賃と同額に抑えた家計に優しい家」
●「木目の優しさを感じることができる家」
●「オープン的な間取りで、ご家族がいつも一緒に過ごせるように」

K様のご要望に対して、極力無駄な資金が掛からないように、外観を凸凹しないシンプルな形にしました。
間取りに関しては、床と天井に無垢材を使用して木肌が感じられる仕上がりとなっております。


このたび、新しいお住まいづくりをお手伝いさせていただきましたのは、
上山市とお隣、白鷹町にお住まいのSさんのご自宅。
少し、小高い敷地に建築されたお住まいから見える風景は、
四季折々の季節感を楽しむことができる、うらやましい環境でした。

S様の新しい住まいのご要望は、

●「地域特性の西寄りの強い風を十分考慮する」
●「雪おろしを軽減できる屋根の形状にする。落雪の位置も計画的に!」
●「二階の子供室は、将来仕切りをなくしてワンルームにできるようにする」
●「将来のことを考えて、車椅子で生活できる間取りにする」

■季節の彩りを感じることができるお風呂。


■玄関ホールの風景


■奥様お気に入りのミカド製キッチン


■自然に囲まれて、建築中も穏やかな時間が流れていました。


■お風呂から見える飯豊山


■階段ホール風景





南陽市にお住まいのS様のご家族は、元気なお子さんがお二人の、いつも笑顔のたえないにぎやかご家族。

建築地は、交通量も少なく自然が一杯の素敵な閑静地。

そんなS様の家に対するご要望は・・・

●「とにかく無垢の自然素材がふんだんに使われている家」
●「ご主人の引きこもり部屋(書斎)」
●「オープン的な間取りで、ご家族がいつも一緒に過ごせるように」

S様のご要望いお応えすべく、木の風合いの良さがふんだんに感じられる間取りとなっております。


【木の螺旋階段】
『遊び心』と『匠の技』を融合した例。階段下のスペースには、季節の花々や植物を置く。
既製階段の価格並みで施工可能です。
【キャットウォークから書斎へ】
屋根の形状を利用して小屋裏を書斎やセカンドリビングに。杉や松のスノコをキャットウォーク風に仕上げる。隠れ家的スペースとして、お使いいただけます。
【蒔きストーブを囲む】
蒔きストーブのよいところは、炎が見えることで視覚的にも暖かさを感じること。
家の中で家族が一番集まるダイニングに採用することで家族同士の会話も弾みます。
【季節を感じる玄関ホール】
ゲストを迎い入れる玄関には、日本人独特の 「設える:しつらえる」という風習を利用し、季節感を感じることができる空間にします。
「しつらえる」とは、「楽しむ」・ 飾る」など幅広い意味で私たち日本人は、古来より季節の節目にイベントを行ってきました。

1月:お正月
2月:節分
3月:ひな祭り
4月:お花見
5月:端午の節句
6月:紫陽花
7月:海水浴
8月:お盆・花火
9月:芋煮会(山形)
10月:紅葉狩り
11月:お月見
12月:クリスマス

『季楽な家』のネーミングの由来には、このように一年中季節を楽しむ日本人が、住まいの中でも四季を感じて頂きたいという理由があります。
【シューズクローゼット・玄関収納】
アウトドアの道具や、除雪用具など収納できます。ご家族人数が多いと既製の下足収納より、クロークにした方が何かと便利です。突然のゲスト訪問にも、常に整然としています。
【玄関ホールから見えるリビング風景】
ラセン階段と蒔きストーブが見えます。仕事かえりのお父さんやお母さん。学校帰りのお子さんも、さりげない自己主張の間取りが、ご家族を優しく力強く出迎えてくれます。
【古民家再現①:高天井】
昔ながらの古民家は、天井が高く開放的です。『季楽な家』では、吹き抜けを多く採用し、開放的な空間作りを提案します。当社がオススメする『外断熱+エアサイクル工法』で、快適に過ごして頂ける住環境にします。
【古民家再現②:頑丈な柱と梁で支える】
古民家に多くみられる太い柱と梁。幼少の頃、身の丈を刻んだ柱の傷は自分の人生を振り返り、懐かしく思い出します。
『季楽な家』では、なるべく柱と梁を表して木の良さを実感して頂けるような間取りを提案します。
【古民家再現③:書斎・セカンドリビング】
昔から使われてきた柱や梁などの材料を、書斎やリビングに再利用します。
築何十年もの建物を建替する場合は、ご家族を守ってきた柱や梁などの構造体を再利用し、再度木に命を吹き込みます。
【デザイン性】
デザインは、住まいが丈夫であることが大前提の上で考えるのなら良いのですが、外観を斬新にデザインしようとして、そのために壁の凹凸や無駄な意匠をするという考えには賛成できません。
私たちの設計する家はとてもシンプルに見えます。耐震強度や無駄のない熱効率を盛り込んでプランニングすると、シンプルで省スペース的な要素が図面上に現れてきます。また、山形市内ならさほど気になりませんが、県南・県北の一部で積雪の多い土地にお住まいの方は、耐雪の対策も必要とされます。そうなると、シンプルな屋根形状にした方が除雪など労働の軽減としてメリットが出てきます。私たちは使い勝手を考えシンプルでも、最大限の魅力的な外観を提案します。
無添加素材の特性や美しさを活かしながら、古来より日本人の中にあるDNAに合わせた家造りをすることが、私たちフォレックスの提案したい家造りです。
特徴としては、多くの無添加素材の持つメリットを最大限に引き出すこと。ただ単に自然素材を使うから健康住宅とこだわるだけでなく、山形県の気候に適した断熱・気密性能を整えながら、住まい手の将来の暮らし方まで、十分なプランニング力でお応えするフルオーダーの住宅です。

自然素材と健康


住まいとは、そこに住む人が心・身体とも健康に過ごせることが何よりも第一条件です。
シックハウスで住む人の健康が害される問題は、建築材料に含まれる化学物質が原因の一つとされています。自然素材を多く採用する理由に、人体に有害な化学物質を発生させない材料を使えばいいという発想があるからです。
また、無垢の柱そのものには湿度を調節する特性を持っていて、日本のような夏暑くて冬寒いといった高温多湿な気候には実に優れています。他の自然素材にも多少なりとも空気を清浄する効果や湿度を調湿するなどの特性があります。




日本は地震が頻繁に発生する地震大国です。


いまだ記憶に新しい阪神淡路大震災や新潟中越地震。一瞬にして多くの犠牲者を出したこの震災を教訓に、私たちはまず丈夫な家であることが良い家の条件であると考えます。
私たちの住む山形県の過去を振り返ってみると、台風による水害・風害・地震による災害は比較的少ない平穏な土地柄です。でも災害はいつやってくるのか誰一人予測はできません。現に山形県の地下層にも将来の地震をうかがわせる活断層があり、これから30年以内にマグニチュード7クラスの地震が発生する確率が3%もあるのです。
家族の生命や安全を守るシェルター的な要素は、裏付けられた数字と照らし合わせながら、構造・間取り・耐震性・メンテナンス性を十分に考慮した設計プランを練り上げていきます。




デザイン性


デザインは、住まいが丈夫であることが大前提の上で考えるのなら良いのですが、外観を斬新にデザインしようとして、そのために壁の凹凸や無駄な意匠をするという考えには賛成できません。私たちの設計する家はとてもシンプルに見えます。
耐震強度や無駄のない熱効率を盛り込んでプランニングすると、シンプルで省スペース的な要素が図面上に現れてきます。
また、山形市内ならさほど気になりませんが、県南・県北の一部で積雪の多い土地にお住まいの方は、耐雪の対策も必要とされます。そうなると、シンプルな屋根形状にした方が除雪など労働の軽減としてメリットが出てきます。私たちは使い勝手を考えシンプルでも、最大限の魅力的は外観を提案します。




環境に配慮した家づくり


私たちは地球上の自然環境の中に共生していることは紛れもない事実です。最近、自然環境への見直しが世界規模で行われています。
日本でも現在の二酸化炭素を6%削減しようと国をあげて取り組んでいます。消費するエネルギーの効率を無駄にしない家づくりは、地球環境への配慮です。
本当のエコロジー住宅とは、やがて構造躯体は残して再利用(リフォーム)する、又は土に帰すといった連鎖も必要ではないかと考えます。私たちは、いつまでも後世に継いでいってもらいたい家として『季楽な家』への想いがあります。


家を建てるということは、お施主様にとって一生涯の大事業。だから一切手を抜かない。それが流儀。

お施主様にとって、組織の小さな私たちに一生涯の家づくりを任せるということは、不安に感じる方も多いかと思います。ブランド力のある大手ハウスメーカーであれば、安心できるという心理も十分理解できます。だからこそ、私を信用していただいたお施主様には、とことん尽くしていきたいと思うのです。

年間棟数で比較されると確かに心細いかもしれませんが、大量生産、規格型の住宅だけで利益を上げていきたいとは思っていないんです。一生涯の家づくりを大成功させるために、「お施主さまと一緒に喜び、楽しみを共有しながら、仕事をしていきたい」と、私たちはそんな風に考えています。



山形の四季を楽しむ。人が『自然のリズム』で暮らせることが大切です。

こんな地方田舎の山形でも、朝の出勤時や帰宅時には交通量は増え渋滞もします。不快な気分がピークに達した時、ふと窓越しに映る季節の移り変わりにホッと感じたこと。自然豊かな土地柄で、休日に家族や友人と、山や海へ出かけたときの開放感とその空間を癒しに感じたこと。これは、人間誰もが持っている『自然のリズムで暮らすことは快適なもの』という潜在意識の表れです。

高度成長期を経て今日に至るまで、私たち日本人の暮らしはとても豊かになりました。1990年代からの家造りを振り返ると、大手ハウスメーカーに代表されるように、地域の気候・風土など関係なく同じ仕様に、どれも代わり栄えしない外観。企業の売り上げ収益を最優先するあまり、建築施工が簡単にできる造り手側の都合にあわせた工法が盛んに開発されてきました。


現在の日本は、様々な工業製品生産国で、高度な精密性であることが世界各国からも認められています。特に建築に使用される建材などはその最たる例で、精度に乏しいことはクレーム品とされ、使い物にならないとされています。戦後の高度経済成長は私たちの生活に、様々な利便性をもたらしましたが、その反面失ってしまった物、忘れ去られてしまった物の方が、最近になって多いように感じます。

現代社会のストレスを抱えながら、いつのまにか工業生産品に慣れてしまい、あふれかえる物に囲まれて暮らすことが、快適さ・心地よさをも、錯覚させているように思えてなりません。



そこに住む人がリラックスできる空間とは、ストレスを感じないことが第一条件です。


日本人が経済的な豊かさから忘れて失しまったもの、それは心の豊かさや四季との共生といったロハス的な心の癒し空間。 人が心地よいと感じるとは、「ノーストレスの状態」であることです。自然界にある無添加素材は、工業製品とは違い常に不揃いで同じ物は二つとありません。それが当たり前であり、自然であるという事なのです。

残念ながら、人の手によるイミテート形から、どきどきするといった感覚が一時的に得られても、心地よさ・癒しといった感覚を長期的に得ることはできません。ここに大きな錯覚があります。心地よさは決して均一な工業生産品には存在しません。不揃いで不均一な自然の中にのみ存在します。

今や住まいに対する要望は時代と共に変化してきました。今日の家造りに必要なのは、心の豊かさが満たされる家造り、ご家族の暮し方を大切にして、そこに住む人が癒される家造りなのです。



『本物の家って何?』って真剣に考えていたら、昔ながらの古民家にたどり着きました。

最近になって、多くの人々が気づきはじめたことがあります。それは、田舎暮らしに憧れて、昔ながらの古民家などを上手くリフォームして住みたいという人が急増しているということです。

突然ですが、皆さんは旅行に行ったら宿はホテル派ですか?それとも民宿派ですか?
私はと言えば、民宿派です。それも古くからある建物が大好きです。


昔ながらの日本建築の特徴である高い天井や、家族団らんのスペースには囲炉裏があったり、長年家族を見守り続けてきた木組みの造形美や、幼少の頃身のたけを柱に刻んだ傷を見ると歴史を感じさせてくれたりします。長年住む人を守り続けてきた太い梁に黒い柱や自然素材に囲まれた空間にいることが理屈なしに人や体が癒されて心地良さを感じたりします。

今では洋服も着たりソファーに座ったりしますが、靴は脱いで普通に生活しています。昔、素足から感じとったあの土間の感触は今でもなんとなく覚えています。これは、日本人が先人より脈々と受け継がれてきた「DNA」だと私は思ったりしています。
そんな日本人の「どこか懐かしい」とか、「なぜかホッとする」といった感覚を大切にして、『季楽な家』に反映したいと、私たちはそんな風に考えております。

『季楽な家』は、「エアサイクル工法+外断熱」を採用しています。
その最大の特徴は、パッシブであること。

空気・熱・湿度をコントロールできることは、木造住宅の弱点を克服するということです。
その結果、資産価値の高い建物を建築することが可能です。


■コラムベースベタ基礎

地耐力20kN/㎡以上に対応するベタ基礎工法です。
コラムベースシステムは、「住宅型式性能認定」を取得したオリジナル基礎工法です。家の中で一番入りたくない場所である「床下」の環境を改善し、健康な床下空間を実現します。



■基礎間パッキン

コラムベースシステムでは、従来内部布基礎を省略したことと、断熱、安全性にすぐれた基礎断熱型枠材「プラキソ」を使用することで、施工の合理化が図れ、工期を5日~7日短縮できます。また、現場に廃材がでることがなく、環境にも安心です。



■屋根用断熱材シャルーフ

・地球にやさしいノンホル、ノンフロン断熱材による断熱効果
・確実な通気層の確保による排熱効果
・アルミ箔を利用した輻射熱反射効果




■壁用断熱材CMボード(内側)

・日射面用はポケット構造により空気の流れの動力源となります。
・素材はポリスチレンフォーム(自己消火性)。 厚みは55mm
・隙間を少なくするための相じゃくり加工



■壁用断熱材CMボード(外側)

・防湿フィルムにアルミを蒸着させて、夏の熱を反射する仕組みになっています。






■開閉式床下換気口

基礎配筋間に施工可能となり、配筋切断による基礎耐力低下に役立ちます。
・表面グリルは耐久性を考慮したステン製。
・手動開閉式とサーモ(自動)開閉式の2タイプ。




■樹脂サッシ

アルミサッシ外窓(3mmガラス単板)にメルツェン断熱内窓を組み合わせますと、単層アルミサッシと比べて約3倍。また、従来の二重窓以上の断熱効果を発揮します。このすぐれた断熱性能を灯油使用量に換算すると、冬期の暖房用灯油は従来の二重窓と比較しても250リットルの節約が可能となります。


■アリダンシステム(防蟻処理)

・防蟻力が永く、防湿効果も優れています。
・水質汚染がありません。
・融資住宅工事共通仕様書に適合する工法です。
・5年間、500万円までのメーカー修復保証付です。

基本的に『季楽な家』は、化学物質をできる限り排除したフルオーダー(自由設計・注文住宅)の家です。若い世代の方でも、限られた建築予算内で無添加・自然素材を、ふんだんに使った家を建てたい。日本人の美意識や伝統文化を現代風にアレンジした設計の力と、独自の省コスト化で本物の木の家を実現させました。


無添加・自然素材


『季楽な家』の室内は、無添加・自然素材をふんだんに使用することで、マイナスイオンがいっぱい放出されます。自然素材は吸放湿性が高いので、梅雨どきは湿気を吸いとり冬は湿気を補うなど、さわやかな室内環境を維持します。

五感(視覚・聴覚・嗅覚・触覚・味覚)を刺激をすることで、人の感性は豊かになります。
特に、赤ちゃんには最適で素足で無垢の床をハイハイしたり、ヒノキの腰壁などを触ったりすると、気持ちがいいと脳を刺激して、知らず知らずのうちに五感を鍛え感性を伸ばすといわれています。
『季楽な家』の床や柱材は無垢の桧や杉材、壁は漆喰塗りや和紙など無添加・自然素材を多く使用しています。


趣味・家族との接点


室内の建具は、引き戸をおすすめしています。設計段階で計画的な通風計画をしているので自然の風通しや換気に優れています。
間仕切り壁は構造計算上最小限に抑えることで、建具をあければ開放的な大空間を楽しめるように設計します。

趣味のガレージ・書斎・ホビーコーナー・工房など、暮らしを楽しむ自由な空間を実現します。外は家の一部と考えて、庭と家とのワンルーム化をご提案します。


木造美


昔ながらの古民家に多く見られるみられる真壁工法は、木肌の美しさと力強さに心がいやされて、なぜかそこの空間にいるとホッとします。
匠の技によって、組み込まれたそれぞれの構造材そのものが、構造美だけを感じるだけでなく、守られているという安心さえ感じることができます。



匠の技


戦後の高度成長期で、建築の工業化が進みプレハブと称し、住宅も工業製品化してきました。住まい手の心と身体の癒しの場であるべき住まいが、味気ない工業製品ばかりで完成させることには賛成できません。

『季楽な家』では、職人さんの匠の技を生かした住まいづくりを大切にしています。
あえて、木骨をあらわにすることは、職人の腕の見せどころです。
日本の家づくりの伝統を継承する職人たちの手仕事といっても手の込んだ高級なものでなく、素材そのものの特性を生かすことを追求します。


住宅設備は自由にお選びいただけます。


『季楽な家』の設備に関しては、特に仕様を決めていませんので、各メーカーのショールームやカタログを見ながら、一つ一つお打ち合わせをして決めていきます。



■敷地に合わせた住まいづくり
形がよく、日当たり、風通しがよく、道路位置、高低差など、良い敷地の条件を挙げればキリがありません。
そんな敷地でないと、いい条件の家造りができないかというとそれは違います。
それぞれの敷地に合わせて練って、練って、練り上げてその敷地にベストマッチさせるのが設計の力です。

設計者はその土地を見ながら、光や風の入り具合はどうか?近隣との視線は?といったことを必ず敷地調査で把握し、その敷地条件にベストな家を設計していきます。
もし土地選びにお悩みの方がいらっしゃいましたら、ゾーニングプランをその敷地にのせてみて検討してみることをおすすめします。
規格化されている住宅なら、ただその敷地に出来上がったプランを乗っける方法もありますが、敷地の形状によっては、無駄なスペースができたりして現実的ではありません。
その点、注文住宅のゾーニングプランは、その土地に臨機応変に対応できます。案外、他の敷地に見ることができないメリットを気づくことがあります。




■風を読み、陽を取り入れる
明るくて風通しのいい過ごしやすい家をつくるには、設計の段階での採光・通風計画が大切です。
一年を通して陽を読み、風を読む推察力が設計者には求められます。
基本的な考え方は、夏と冬との陽の高低差。方向は南が一番日当たりよく、風は高いところから低いところへ吹くという性質であること。

当社採用のエアサイクル工法では、その特性を活かしてよりよい住まいのあり方をご提案しています。




■夏は涼しく、冬は暖かく
通風性よい家を設計することは、高温多湿な日本の気候ではとても重要です。
風の流れを良くすることは、風の入口・出口を的確に配置すること。風の吹く向きを合わせれば、自然と風が建物を通り抜けていく。このとき窓の高さや位置をずらすことで、風の流れが更によくなるため、室内の通風性は広範囲に広がります。

特に熱帯夜の少ない山形県の場合、風の確保がしっかりできれば、夏にエアコンなしで過ごすことも可能です。一年を通じて快適に過ごすには、家に断熱性を持たせる必要があります。
外気に逃げる熱を防ぐことができれば、冬の南から低い入射角度で入る日光を利用して室内を暖めることも可能になり、夏はエアコンで冷やした空気を逃がすことも少なくなります。




■開くと閉めるの両立
昔ながらの古民家にみられる間取りは田の字型が主流でした。建具を開いたり閉じたりすることで、光と風を取り込んだり、遮ったりすることを両立して、更に家に開放感をもたせることも可能でした。

現代の家造りにおいては、サッシュや外壁の断熱性能が飛躍的に向上し、仕切るといった室内よりも、オープンな空間を楽しむといった考え方が主流になっています。
吹き抜けなどの上下の位置関係も大切で、リビング階段などを利用し、家族との接点をかならず設けるといった設計も要望に応じて提案したい一例です。




■デザイン
家族の暮らしに合わせたプランは十人十色です。それぞれのライフスタイルがあって、それに合わせたプランは異なります。いろんな要望やこだわり、それを具体的に導き出してくれるのが設計の力です。

過ごしやすい間取りを導き出すためには、現在の住まいの不満点を解消して、新しい住まい方をイメージすること。
現在から、10年、20年後、さらに老後のスタイルも考え、仕切ったり開いたりと、臨機応変に対応できプランと、木造軸組工法の良さが納得していただけると思います。

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