Farm to table ファームトゥテーブル

▼生命力を引き出すのが、菊池さん流の育て方

3月になると土作り、そして苗の定植がスタート。通常は40cmの間隔で植えるそうですが、菊池さんのやり方は80cm間隔。ハウスの広さに対して、これでは収穫量が少ないのでは?
「いやいや、これは<主枝更新3本仕立て>という特別な仕立て方で、こっちの方が根っこがよく張るから、今まで以上に実がなるんだよ」。
苗を植えたばかりの4月下旬は、トマトの生長に合わせて土を温める時期。ハウスは赤ちゃんの保育室と同じ状態です。「トマトのことが気になるから外泊もしない」。十分に養分を蓄えられるよう、温度管理に細心の注意をはらわなけばならないのです。いつしか風、雨など天気によるわずかな変化を身体で感じるようになり、ハウスの中のにおいでトマトの状態も分かるようになったとか。
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2004.06.27:farm

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