endnobのノート

▼天正最上の乱(5)

☆伊達輝宗はいったん米沢に帰ったものの、再び最上義光を攻める準備を始めます。義守方の天童城から合図のかがり火があがったら、その翌日に総攻撃する段取りを整えますが、その総攻撃の当日になって、思わぬところから待ったがかかります。
☆伊達輝宗の叔父である亘理元宗が、今日は放生会(殺生を禁ずる日)だし、義光の方も動きがなさそうだから、総攻撃は止めなさいといいだし、結局、止めちゃったらしいのです。
☆伊達軍が動かないのを見た義守方の国人衆も、自分たちだけで戦うわけにはいかず、結局、総攻撃はお流れに…
☆そうこうしているうちに、伊達側は亘理元宗を代表にして、義光方と和議を結んで、さっさと撤退してしまったのだとか。元宗は初めから戦をする気はなかったのでしょうね。義守方は呆然。
2012.02.19:endnob

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