endnobのノート

▼天正最上の乱(3)

☆天正最上の乱において、里見民部と同様に義光方として頑張ったのが、寒河江城主の寒河江兼広。周辺がみんな義守方なのに、ひとりだけ義光に味方している。そのため総攻撃されて1度は降参したのに、しばらくするとまた義光に味方するという律儀さ。
☆寒河江兼広は、自分の死後は最上義康を婿に迎え入れて自分の跡を継がせるという約束をしていたという。あの律儀さは、この約束があったからなのか、このほかにも義光との間に何か特別な繋がりがあったからなのか。
☆実際は、寒河江家臣団が約束を反故にし、一門の中から寒河江高基を当主に迎えたため、戦になって、最上義光に攻め滅ぼされてしまいます。このあと、寒河江は寒河江一族の寒河江肥前守に任せたらしいです。義光は敵対勢力を根絶やしにしたりはしないんですね。
2012.02.19:endnob

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