今年の7月13日に、羽前小松駅東口(別称:井上ひさしの遅筆堂文庫口)広場に完成したイザベラ・バードの鐘に、置賜農業高校の生徒達が「イザベル」と命名。1878年に横浜・日光・会津・新潟と旅した英国人女性旅行作家が、越後街道の13もの険しい峠を越えて、ようやく小松の地に辿りついたのが7月13日だった。その後、高畠・赤湯・上山と羽州街道を北上し、金山から秋田に抜け、北海道まで旅を続けた旅行記は、その後「日本奥地紀行」として発行された。
この日本奥地紀行を初めて翻訳したのが旧小松町(現川西町上小松)生まれの慶応大学名誉教授高梨健吉先生だというのも、何かの縁を感じます。
今回は、イザベルをイルミネーションで飾り、ぼ~の小屋(トヨタ財団の助成で建設した初代チャレンジショップ)にセンサーライトを設置して、夜も明るい出会いの場所にしています。
みなさん、来てちょうだいね。