英のノート

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 私が学ぶ螳螂拳(とうろうけん)など中国武術は,日本や英語圏では「カンフー」と呼ばれています。「カンフー」とは中国語で「功夫(コンフー)」と書き,長い時間をかけて身につけたもの,という意味です。そして,「功夫」と同じ発音の言葉が「工夫」。話していると「功夫」と「工夫」は区別できません。
 つまり,「カンフー」とは,工夫(より良い技術・とりくみ方にするための修正)を長い時間かけて積み重ねた末に修得したもの,ということになります。
 もちろん「功夫」は,スポーツ・料理・書道・音楽・学習・・・あらゆることに大切です。ただ,武術にも不可欠な「功夫」が外国人の間で武術の代名詞として使われるようになっただけです。
 皆さんも,何かを本気で身につけようと思うならば,ぜひ「功夫」を意識してみてください。
 私が今まで出会った言葉の中で,「君は功夫があるね」以上の褒め言葉は見つけられません。
2011.01.11:ei01:count(1,306):[メモ/コンテンツ]
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