英のノート
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生徒の防寒具について
阪神淡路大震災を思い出し,もしこちらで災害が起きたら,命の危険にさらされる生徒が少なくないと思いました。
今日の大雪を見ながら,大地震,大雪,停電・・・などの災害を考えると,防寒具を着てこない生徒は危険な状況に追い込まれると思うのです。
先日も鳥取県で大雪による停電が起きましたが,停電になれば電気に頼るすべての暖房・給湯がストップします。
災害時の交通のパニックを考えると,電車や車はあてにならず,間違いなく携帯電話は使えなくなります。
下校途中など,生徒が屋外にいる場合はもちろんのこと,たとえ校舎内にいたとしても防寒具を持たない生徒を寒さから守るすべはなくなるでしょう。
何もかも便利な時代,あまりに機械に頼りすぎて,自分の力で生きることのできない日本人は増えていると思います。肉体的な力は衰えていなくとも,考え方・生活習慣・意識など,機械を当てにしすぎた毎日にどっぷりつかってしまいがちです。
しかし,自分を守ってくれているそんな機械類は,災害ではほんの数十秒・数時間で機能しなくなる事を,意識から外してはいけないと思います。
便利なものは大いに活用すべきだと思いますが,自分の命を守るのは自分自身だということです。
2011.01.17:
ei01
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