英のノート

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いよいよ4月。高校2年生は進路決定のカギを握る学年。
そこで思うのが“親離れ”“子離れ”のこと。
一般に中学2年ごろから始まる反抗期の中で,いかに上手に“親離れ”“子離れ”が行われるかは,とても大切です。
生徒の中には「早く親に“子離れ”してほしい」と思っている子もいるかもしれません。しかし,まだ“親離れ”できていない子供を親が先に離してしまうのは,単なる「教育の放棄」と言えましょう。
本校は進路指導にかなり力を入れておりますが,進路選択を誤るケースの中で最も多いのが,親が「お前の好きなように」と言ったまま相談に乗らないケースです。
したがって,“子離れ”→“親離れ”の流れは,子供が路頭に迷うだけのようです。
ところが,“親離れ”→“子離れ”の流れにも,うまくいくケースと,いかないケースがあります。
うまくいかないケースは,“親離れ”→子供が親の言うことを聞かなくなる→親があきらめて“子離れ”のケースです。
子供は気持ちが先に“親離れ”しますが,経験や実力はまだまだ未熟。「格差社会」が叫ばれる現代にあっては,このケースは大人としての自立の準備が不十分なまま社会に出ることになり,「社会の低層」に甘んじることになってしまいます。
うまくいくケースは,“親離れ”→子供が自立するための力をつける→親が安心して“子離れ”のケースです。
高校2年生という時期は,この「自立するための力をつける」大切な時期だと考えます。
2010.04.09:ei01:count(976):[メモ/コンテンツ]
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