英のノート

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近年の生徒の学習傾向として,「答え」を「覚える」ことを学習だと思い込んでいるのではないかと,心配になります。
その結果として,答えがわからないと思う問題ははじめからあきらめる,間違った問題について正解を知りたがる,問題数が少ない(回答数が少ない)と「簡単に終わる」と甘く見る。
しかし本当に学ばなければならないのは,答えを導き出す道筋です。
たとえ答えがわからなくても,途中まで考え&計算し,どこでつまづいているのか,何をクリアすれば前進できるのかをハッキリさせる。間違った問題は,道筋のどこまでが正しくて,どこで誤ったのかを見極めて修正する。問題数が少なくても答えまでの道のりは遠いかもしれないので,常に学習を甘く見ない。そうしていく中で,本当に覚えなければならないものはどれかが見極められるようになり,応用力・判断力・洞察力が養われていきます。
本当に「頭が良い」と言われる人ほど,実は「覚え」ている分量は少ないもので,かわりに答えの導き出し方をたくさん知っているのです。(脳もパソコンと同じで,記憶量が増えるほど回転が遅くなります。やたらなドリル学習は学力低下につながります。)
2010.02.15:ei01:count(931):[メモ/コンテンツ]
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