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米寿のご両親へ、親孝行のお手伝い♪

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『ピーコの羽』

 山形市 古瀬和則さん

 

ご両親の米寿記念に冊子をつくりたい…と

山形市の古瀬和則さんからお話をいただいて、

編集・制作のお手伝いをした『ピーコの羽』。

1年がかりで完成しました!

 

『ピーコの羽』は、主人公の「僕」(古瀬さん)と弟、お父さん、お母さん、

そして鳩の「ピーコ」とのユーモラスな絆を綴った物語で、

実話をもとにした自伝的エッセイです。

 

          ●

 

ときは昭和39年、東京オリンピックの年。

「僕」が飼っていた夫婦の鳩が野良猫に襲われ、

奇跡的に助かったのが、生まれたばかりの一羽の鳩。

 

その鳩は「ピーコ」と名づけられて、

家族の一員「三男坊」としてすくすく育ちます。

 

やんちゃなピーコはお父さんのスキをついて脱走したり、

お母さんの頭にかんざしのような◯◯をしたり、

弟を追いかけて兄弟ゲンカしたり、

さまざまな騒動を引き起こして、

泣き笑いのドラマが繰り広げられるのです。

 

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その後、古瀬さんから、うれしいお話をお聞きしました。

 

ご両親には内緒ですすめてきた冊子づくり。

米寿のお祝いの席で、初めて披露して

ご両親や参列された親戚の方たちにお贈りしたそうです。

 

このサプライズに、ご両親は大喜び!

その日以来、お父様はいつも『ピーコの羽』をご自分の手元に置き、

一日何度となく開いては、

「こんなこともあった、あんなこともあった」と

次々とピーコの記憶がよみがえってきて、

お母様と楽しそうに思い出話をされているのだとか。

 

車椅子生活を送るお父様にとって、

この冊子が生活のハリになった…と喜んでいらっしゃいました。

 

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戦中戦後に青春時代を送り、激動の昭和を生き抜き、

ご両親そろって米寿を迎えられたことを、

古瀬さんは「息子にとって何よりの喜び」と話されました。

 

親孝行のお手伝いができたことを、とても幸せに思います♪

 

2017.06.15:egaobon-net:[ワークス]

エッセイ「〝山の幸〟は〝人の幸〟」

  • エッセイ「〝山の幸〟は〝人の幸〟」

「やまがた街角」2017年・夏号(6月1日発行)に

エッセイ「〝山の幸〟は〝人の幸〟」を書かせていただきました。

お読みいただけたら、うれしいです♪

2017.06.14:egaobon-net:[日々晴々]

生徒たちの応援歌となる本に!

  • 生徒たちの応援歌となる本に!

「デッカチ先生 学校日記」

  山形市 西村岑一さん

 

失明を乗り越えて口述筆記で著した自伝的小説

『散りにし花は ~昭和二十八年、私だけの松川事件~』につづいて

西村岑一さん(出版当時78歳)の第2作目

『デッカチ先生 学校日記』の出版をお手伝いをしました。

 

高校の教師だった西村さん自身をモデルにした「南 一心」こと

「デッカチ先生」が主人公の自伝的エッセイです。

 

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昭和30年代後半、新採の南先生が赴任した大湊北高は、

地元の人たちからは「裏のガッコ」と呼ばれ、

生徒自身も、「どこの高校?」と聞かれるのが恥ずかしいような高校。

 

その大湊北高で、生徒たちの可能性を信じ、ともに悩み、

ともに成長していくデッカチ先生と生徒たちとの学校生活を縦糸に、

同僚の宏子先生、そして下宿の若女将との気になる関係を横糸に、

熱血漢のデッカチ先生が周りの人を巻き込んで、

生徒たちを変え、学校を変えた2年間をいきいきと綴っています。

 

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誰もが「こんな先生がいたらいいな・・・」と思いそうですが、

西村さんは長く校長先生も務めた経験から、

「先生方や生徒たちへの応援歌として、この作品を出版した」とのこと。

 

この『デッカチ先生 学校日記』は、

学校の先生、高校生やそのご両親はもちろん、年齢を問わず多くの方が、

それぞれの立場で大切なことに気づきそうな、そんな一冊です。

 

◎「デッカチ先生 学校日記」 

  B6判・247頁 定価:1,890円(税込)

2017.06.13:egaobon-net:[ワークス]

失明乗り越え自伝的小説を出版

  • 失明乗り越え自伝的小説を出版

「散りにし花は ~昭和二十八年、私だけの松川事件~」

 山形市 西村岑一さん

 

 

長井市出身で元山形工業高校長を務めた西村岑一さん(出版当時77)の

自伝的小説『散りにし花は~昭和二十八年、私だけの松川事件~』の出版を

お手伝いしました。 

 

西村さんは68歳で妻の宏子さんを亡くし、

一人暮らしになった後に網膜の障害で失明。

その悲しみとハンディを乗り越え、口述筆記で著わしたものです。

 

               

 

昭和28年、東北大学に入学した西村さんは、たまたま仙台高裁で

松川事件の公判を傍聴したことをきっかけに「松川事件研究会」を発足。

その経緯や自身の行動、学生時代の思い出などを小説の形をとってまとめました。

 

原稿は、西村さんのお話を録音し、それをもとにして文章に。

「大変だったが、作業中は張り合いがあり、生きがいになった。

多くの人に読んでもらえれば」と西村さん。

山形新聞で紹介され、教え子からも本を読んだと連絡があったそうです。

 

               

 

西村さんは、訪問の日をとても楽しみにしてくださっていました。

この本が、これからの西村さんの希望につながれば・・・と願っています。

 

◎「散りにし花は ~昭和二十八年、私だけの松川事件」

  B6判192頁  定価:本体1,700円+税 

2017.06.12:egaobon-net:[ワークス]

聞かせてください、伝えてください、あなたの人生。

 

平凡な一生だから…そう話す方にも、

一人ひとりに、その方だけの人生の足跡があり、それは十人十色。

あなたの知恵や人生経験、知識や技術は「宝もの」です。

その貴重な体験を「本」というカタチにして、

大切なご家族や身近な方たちに、人生の歩みを伝えてみませんか。

 

               

            

家族への想い、仕事への情熱、喜びや苦労、長年培った知恵や技術など  

伝えたいことがあるけれど、なかなか文章に書けない…

そんな方にはプロのライターが、じっくりお話をお聞きして、

あなたの思いを綴り伝えます。

2017.06.10:egaobon-net:[コンセプト]