長年有難う!

  • 長年有難う!
この木々は、萱屋根の下地を約200年にわたって支えてくれた木々です。
今回の葺き替えで下地はほぼ作り変えて、使える木は使いながら、新しい竹と交互に使用しながら下地を作ってもらいました。
東側の木は、縄が切れて本来支えるべき位置からかなりずれていて、職人さんが「よくこれで支えていたもんだ」と感心していました。
軒先のタル木もあちこちで破損、臨時で直したところとそうでないところが混在していました。






今回の葺き替えは、本当は昨年の9月に準備していました。
ところが昨年8月に同居していた伯母が亡くなり、9月の工事実施が出来なくなってしまいました。
あれから1年、私に音楽の楽しみを授けてくれた伯母は、霊国から見ていてくれたと思います。
今更ながら伯母のことを思い出しながら工事が終わった萱屋根を眺めています。
2012.08.08:西屋社長:[読書をススメ。]

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