米沢復古会で会員向けの太鼓を委託制作してもらっています。何年前っだたろうか。お客様の子供がよくトントントンと叩いて喜んでいます。
叩かれるたびに「いらっしゃいませー」となるのは仕事の癖ですね。
隣には「おしょうしな」の大とっくり。これはお得意様のお客様から頂いたものです。太鼓を叩くたびにとっくりの酒が増えていく、なんてことだったらうれしいですね（日本むかし話）
いや本当に、太鼓を叩いて、トントントンと威勢よく頑張らなきゃ。

明日はとあるグループのお客様が、南陽市の語り部のおばさんの「語り」を聞きながらの宴会を設営されました。何となく私も楽しみです。

連休中の暖かさにほだされ、3日ばかり例年より早く咲いた当館のしだれ桜、もう開花のピークは過ぎたのですが、散り際の綺麗さを発揮してくれています。まだ見れますね。
この桜が終わると。もっと色の濃い八重桜が咲きます。5月は花の里白布。
とはいえ、今日は寒いのです。何でこんなに、とビックリする寒さ。なんとストーブを焚いています。昨日は客室は暖房を入れました。
連休中は夏と同じくらい暑かったのにこの寒さ。体が弱い方は大変です。
早く順調な5月になって欲しい。

屋根越しに新緑の山が綺麗です。ちょっとワクワクしました。萱屋根と緑のコントラストが良いです。
季節の移ろい、これからどんな出会いが待っているのか。
なんて、屋根の上で余計なことを考えてはいけません。足元にちうい！！

ようやく梯子を登って足場の上に来て見ました。職人さんの聖域に踏み入れ、緊張です。この急勾配の屋根。40度位はあるでしょうか。
古い萱を取り去り空いた隙間に新たな萱の束を入れ、ならしていく作業、とでも言うのでしょうか。職人技です。すごいすごい。
皆様にも是非目前でご覧に入れたい・・・のですがいかんせん足場は怖いよ～
せめて写真でご覧下さい。
伝統の技！

屋根の上の光景の前に、肝心の材料の萱を紹介申し上げます。
昨年の秋に刈って、一冬小屋の中に置いた萱です。4月の連休前にこのサイズにカットしてもらいました。まだまだ分量があります。