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▼『ジョアン・ドナート』プロフィール
1934年アクレ(リオ・ブランコ)で音楽的な一家のもと生まれる。3歳の頃からすでに音楽的な才能を発揮。カバキーニョ、ハーモニカ等を次々にマスター、8歳の時にはアコーディオンを手にし、後にジルベルト・ジルが歌詞をつけた名曲「ルガー・コモン」を作曲。11歳でリオ・デ・ジャネイロに移り住み、ますます天才ぶりを発揮。ドナート自身はスターになることを望まずにいたが、彼の曲はジャズ・ミュージシャン達にも愛され、数多くレコーディングされてきた。ドナートのことは知らなくても、曲は知っている、という現象が起きていた。'59年、ドナートが種まきを手伝ったボサノバが誕生し、ムーブメントとなった祖国ブラジルを離れ、'71年までアメリカで過ごす。その間にジャズやラテンにブラジル的な要素を含む、独特なスタイルが確立。帰国後、初めて自作曲に歌詞が付けられた。すると、カエターノ・ベローゾ、シコ・バルキ、ジル、パウロ・セザール・ピニェイロなど名だたる作詞家、詩人達がこぞって作品群に飛びつき、歌詞を付けたいと申し出た。こうしてドナートの名は、さらに幅広い人々の知るところとなった。'94年の小野リサのアルバム「ミーニャ・サウダージ」で日本でもファンが急増。リリース記念のコンサートで来日。(一度目の来日は大阪万博の時)その後も、ジョイスの恒例となったブルーノート公演のゲスト、ワンダー・サーとのCD発売を記念したツァーで来日し、多くのブラジル音楽ファンの心をつかむ。今やブラジル音楽を語る上では、重鎮として欠かせない存在となり、ブラジル、日本はもとより、欧米でも根強い人気を博している。
Official Website
http://www2.uol.com.br/joaodonato/capa.html
2007.05.19:donato
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