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▼ラッコの毛皮@マリンピア日本海

あちこちの水族館でラッコの給餌ショーは見ましたが、水槽越しに見るだけだったので、毛皮に触るのは初めて!

アシカやトド、クジラなどなど冷たい海に暮らす哺乳類の多くは脂肪の層で体温を保っているけれど、ラッコは脂肪ではなくこの体毛で保温しており、1平方センチあたり10万本以上も生えているやわらか〜い毛が空気の断熱層になって防寒出来ているんだそう。
「その効果を保つために、よく毛繕いの仕草が見られますので、餌を食べ終わった後も注意して見てみてくださいね」

確かに、手(?)の届きやすいところを中心にシャカシャカと撫でる仕草が見られます。
水中に浮かんだり潜ったりして相変わらず全身濡れたままなので一見意味がなさそうに感じますが、こうすることによって毛皮が清潔に保たれ、空気を含みやすい状態になるそうですよ。

実際に毛皮を触ってみると、ホントにやわらか〜く手触りがよくって、こんな毛布にずっとくるまれていたいと思うほど。
みんながそう思うような毛皮だから、毛皮採取を目的としたラッコの乱獲という悲しい歴史も生まれたんですけどね…。
画像 ( )
2007.07.14

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