心配いただいて

2月17日(火)  朝方曇りから晴れ

 

午前8時頃、岩手県が震源の強い地震があったらしい。
こちらも少し揺れたようなのだが、私は感じなかった。

 

お隣の家に届けるものがあり、伺ったところ、旦那さん(八十代後半だけど元気!)が、「○○くん(私の名前)、お寺の軒先壊れてないが?! 雪片づけを無理して体壊すなよ!たいへんな時は人を頼めよ!」と、心配してくださったようで声をかけられた。

 

私の子どもの頃からいろいろと面倒みていただいており、なんだか心配していただいただけで、嬉しい。

 

午前中は歯科クリニックへ。

全快の抜歯後の経過は良好で、今日は抜糸。
あれ、どちらも「ばっし」か。
次回からは歯周病の検査と治療に入る。

 

 

午後からは、雪片づけ。

朝、心配してもらったお寺の建物の前部の軒を掘る作業。

約1時間半かかって、軒についた雪を切って掘り下げた。

なにしろ、軒先の雪に立って、屋根の寝そべることができるぐらいになっている。

この程度掘っても、一回の降雪でたちまちまた山になってしまうのだ。

 

だからといって放置するわけにはいかず、人力で壊れない程度に掘り下げておく。

 

夕刻、娘を園に向かいに行き、本日の任務完了。

 

 

 

 

2月18日(水)  雪のち曇り やがて晴れ

 

朝の積雪は10~15㎝、湿り気の多い重い雪だ。

 

さて、相方が7時代の新幹線で出かけるため、見送ってから除雪作業。

一泊二日の研修 出張である。

娘にはそれとなくほのめかしてはいるものの、実際にはまるまる二日間家を空けるのはたぶん初めてなので、どうなるか。

 

約1時間除雪作業。

 

お昼に伝国の杜へ行く。

植物学者 清水大典の「冬虫夏草図の世界」展示を見に行く。

生誕百年を記念して行われている展示。

デジタルカメラがまだまだない時代に、素晴らしい観察力と集中力、それに技工を持ちあわせて、細密に図として残していた研究者である。

奥さんが米沢出身という縁で、米沢に在住で調査と研究を続けた、在野の人だ。

 

キノコに詳しいということもあり、その教えを受けた方の何人かから、かつて聞いたエピソードは、そうとう変人というイメージを抱かせるものだった。
 

この度はそうしたキャラクターはあまり感じられなかった。

しかし、冬虫夏草図をみると、人並み外れた集中力を持った人だったろうことは窺い知れた。
標本では表しきれない、標本発見時の色の鮮やかさ美しさは、芸術作品のようにも感じられる。

 

1時間半余りゆっくりと見てきて堪能した。

 

夕刻に娘を迎えに行く。

特に変わりなし。

 

じいちゃん ばあちゃんにも面倒みてもらいながら、夕食を食べさせて、風呂に入り、いつものようにディズニー動画を見て、絵本を読んで就寝。

じつに、いつものとおりである。

かえって、「ママは?」と聞かないところが、我慢しているのかなと思えてしまうのだが・・・。

夜中に一度だけ起きて、「ママは?」と尋ねられたが、「ママはお仕事で御、明日帰るよ」というとすぐに寝た。

無事に一日目を終了。

さて、明日はどうだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

2015.03.30:dentakuji:[なあまず日記]