興味と関心

3月15日(土) 曇りのち晴れ

 

お雛様を飾っている客間の所で、そこに置いてあった娘の写真のアルバムを、当の娘本人が見ていた。

畳の上に正座して、アルバムを座机の上に置いてページを繰っているのがなんだか可笑しくて(^^)

もう写っているのが自分であること、自分の父母であること、じいちゃんばあちゃんであること、従姉であること、写真を指さして言うので、解るようになってきたんだね。

それに、特に印象に残っていることは、何度も繰り返し言う。その内容が、私たちにとってはそれほど記憶に残るものではなかったりするので、「そこかい!」って、漫才のように思わず突っこみを入れたくなる。

大人が思うこと感じることと、子どもの受け止め感じることって、微妙に違うものなのですね。

 

午後からは山形市の東北芸工大へ。

文部科学省からの受託事業らしい、地域文化財に関する研究・調査報告会を聴きに行ったのだ。

昨年、大荒沢不動尊の彫刻を、研究室の方々調査にきており、その内容も含んでいたので、午後の部だけでもと思い出かけたのだ。

これは午前中から、山形県内の地域の文化財や文化に関する調査に関する報告を、それぞれテーマごとに区切りながら、午後5時まで延々と続けられていた。

ご案内の手紙と伴にプログラムをいただいていて、私の方の直接関係のある内容については午前中に終えていることは解っていた。

まぁそれでも、高畠町や西川町のことについてなどの報告も興味のあるテーマでもあったので、約2時間半ほど頑張って聴かせていただいた。

視聴覚機材を使う関係で、暗い階段教室で一日というのはかなり大変!

一般の参加者はちらほらおり、その中には知っておいる方もおり、コアな方々ばかりである。

その一方で、地域の調査に関わって、応援団のような人たちもその報告に合わせておいでになったりと、それはそれで取り組みぶりの熱心さが伝わるところもありました。

 

地域における信仰について、この広告のまとめを語られた中の一人の話が気になった。

町内で祀っている神社や堂宇に関して、時代的に町内会と信仰が、今までは不可分になっていたところがだんだんと分離し始めている傾向にあるということ。

まさに、今私が感じていることで、過疎化による堂宇の荒廃という問題とともに、考えて行かなければならないことと感じてきた。

 

芸工大から山形市内の紙月書房により、店主ご夫妻とお話しや、お願い事をして帰宅。

久しぶりに、学ぶ場に足を運んで、知的な高揚感みたいなものを得て帰ってきた。

 

夕刻帰宅すると、今の畳が敷かれていた。

デコボコで変形の建物にぴたりと畳を治めていただいた。

 

 

3月16日(日) 晴れ 曇り 時々雨

ちょっとした繁忙日。

町内の隣組当番による、公民館の雪片づけがあったのだが、今回は休ませていただき、次回(たぶん来年)の隣り組に参加させてもらうこととなった。

 

そして、日曜日で大安。

消費税3%アップ前の自動車の納入の吉日ということで、交通安全祈願が続き、檀家さんのご供養もあり、当お寺としては大変珍しく、一件どしてもお断りをしなければなりませんで、甚だ申し訳ありませんでした。

それにしても、とにもかくにも消費税は4月1日から8%にアップする。

来年か再来年には10%になるのが既定の方針である。

消費は、やはり抑え目になるだろう。

将来の社会保障のため、というけれども、どうしてもそれだけではないということが判るので

先行きますます不安を感じる。

 

夕刻から、高校の野球部OB会の役員会があり、珍しく出席。

新たに事務局を担当なさる方が、私のちょうど1学年上の先輩。たいへんお世話になってきたので、できるだけのことはお手伝いをさせていただこうということで・・・。

ここでも、年々集まる会費が少なくなっているとのこと。

今後、若い人たちに関心を持ってもらうことと、会費を出していただきやすいようなことを考えて行かなければならないのだろう。

 

 

 

 

 

 

2014.03.24:dentakuji:[なあまず日記]