旧大峠を歩く

10月15日(土)、雨のち曇り。

天気予報では、かなり荒れ模様になるのではないかということで、心配して夜明けを迎えたものの、意外にも小雨程度の雨。

関西などではまた大雨が降り、かなり大変なことになっているようだけれど、こちらは申し訳ないほど、ことしは肩透かしの年。
喜ばなければならないね。



屋敷神さまの早朝のご祈祷に慌てて出かける。
じつは寝坊してしまって、5分遅刻(--;
到着するも、施主の方の姿がない…。

ラッキー…、いやいや^^;
で、しばし、山際の旧屋敷の前で、広い田んぼを見ながら待つ。
カラスが「カー」と鳴いた(ような気がした)。
…来ない。
朝七時、小雨を避けて車の中で待つ…。
来ない。
電話したら、施主さんも大寝坊でした。
なんとなく、朝寝坊するような天気だったのでしょうかね。


田沢コミセンの「旧大峠道路を歩く」講座に参加。
ほとんど、ポーター役で行くつもりだったのだが、天気が悪いため、いも煮の昼食はコミセンに戻って食べることになり、とても気楽な歩きになった。

平成4年に新ルートの大峠道路が開通してから、この難所は半分管理され、半分は放置されてしまっている。
しかし、歩いては行ける。
旧国道の方が紅葉が美しい。

私は峠越えのこの道路がやっぱり好きで、学生時代から車やバイク自転車で何度も越えている。
年々道路は崩れていき、なんとか散策道として維持できないものかと、仕事がらみでも考えていたものだった。
結局実現はしなかったのだが、今年、講座として実施されて良かったと思う。


今日は残念ながら雲に覆われて、紅葉を見渡せなかったけれど、これはこれで幻想的でよいものだ。
また機会があれば行ってみようと思う。
ただし、ここは普段、車は通行止めで入ることはできない。



戻って、いも煮をごちそうになり、持参した栗ご飯のおにぎりを食べたら、美味いではないか。
約2時間半ほどのノロノロ歩きながら、今の私にはちょうど良い運動であった。
2011.10.15:dentakuji:[なあまず日記]