19日(月)敬老の日に

三連休も最終日の月曜日、今日も早朝からのお勤めが続いております。

敬老の日、父親が地区の敬老会に出かけてゆきました。


田んぼのあぜ道を進んだ奥にある石宮のお稲荷様のお祭りです。

二軒のお宅で昔から祀られています。

明け方、霧雨のような雨が降っており、お寺の前の道路がちょっぴり濡れていました。
じつに久しぶりの雨。
お寺からわずか2kmほど小樽川の方へ進んだこの場所は降っておらず、外でお勤めを終えました。

田んぼの真ん中で、施主さんが空と周囲の山を眺めてこんなことを言います。
「西の方は、見ろ雨が降っていだべ。これ、南の小野川方面もやはり降っていで、いいが、東を見ろ、米沢の方雨だべ。そのうちこのあたり降ってくるんだ。」
確信に満ちたお話でした
たしかにそう。
終えて帰ることに、霧のような雨が降ってきた。
八十歳を越え、この場所にずうっと住んでいる人の経験はたいしたものです。




この近くの田んぼに、草の塊のロール状のものが転がっていました。
トラクターのような機械でこんなふうにするんですね。
牛を飼ってる近くの農家の人が作業してた。

この人をよく知っていて「いいが、写真撮んなよ」と半分以上マジで言われるので、本人は撮らないことにします。



これは、前日の夕方の空の画像。
だんだんぶ厚い雲になり、天気が変わってきました。
この雨で、畑や周囲はやや潤ってきています。
田んぼの稲刈りを始めた方は、明日以降の天気が気になりますね。


午前中は、米沢市内の方が個人で祀ってらっしゃる屋敷神さまのご祈祷のお勤めです。
米沢では、弁天様やお稲荷様をお祭りされているお宅が多く、そうしたお宅にも年に一度のお祭りにうかがいます。

その土地に伝えられている神仏にお供え物をして、その場所を掃き清めてお参りをするという行為は、なんと言ったらいいか…、その土地は我がものではなくて(所有がどうということでなく)、住まわせていただいている謙虚な気持ちになるような気がいたします。

さて、今日は帰路につく車の列が続いていました。
もう、皆さん無事にお宅に戻られたでしょうか。

気温がぐっと下がってきたので、風邪などをひかぬよう気をつけてウィークデーをお過ごしください。

2011.09.20:dentakuji:[なあまず日記]