町内のお祭り

さて9日もお天気とお寺のお勤めが続いています。

町内の鎮守の神様のお祭りで、各戸から朝仕事のお掃除に出て、私はその数か所でご祈祷をさせていただきます。

春と秋のお祭りが毎年行われており、夜は公民館で直会なのです。


まず、町内の外れに位置する山の頂上に登り、虚空蔵さまの前でお掃除とご祈祷。
毎年交代で登山するのですが、毎年同じような質問とご意見。
「神様に下に降りてきてもらえないべが」と息をきらして誰かが言うと、「いやぁ、神様は上げるのはいいげんど下ろすのは良ぐねぇ」と誰かが応じています。

私も、25年以上続けて登ってますけど、年々厳しいなぁと感じてます。

神佛は、本来あるところにあるのが一番自然なのだと思いますが、祀ることができないのではそれも意味がない。
みんなで反しあう時期が来たら、ちゃんと話しあうようにすればいいと思う。


ご祈祷を終えると、お寺の前のお明神さまの前に全員が集合して、解散。

私は引き続き、各所のご祈祷。





お寺の裏山の中腹にある金毘羅様。
大きな杉のご神木と、でっかいブナの木が待っていてくれます。





最後は、町内の西の外れにある山の神さま。
ここでのお勤めを終えて、10時をまわったところ。
これで、一息つくことができました。

今回は、100円ショップのローソク(真んなか)をつかってみたのですが、燃えるのが少し早いのと、融けたローソクの色が白い。
両側のローソクは、その前に立てられていた今まで使っていた市販の物。
やはり、値段なりに作られているのでしょうね。


2011.09.10:dentakuji:[なあまず日記]