慰霊

29日は、少々蒸れるものの、しのぎやすい天気のもと、三沢・田沢地区の戦没者慰霊祭が行われた。
毎年8月末頃に、小野川温泉に近い小野川会館(旧三沢公民館)前の戦没者祈念碑の前で、行われています。

日露戦争以後のこの地区出身の戦没者の慰霊し、二度と戦争をすることなく戦争による犠牲が出ないよう誓うという趣旨です。


遺族と地区内外からのご来賓と地区内の各寺院の僧侶が参列し、黙祷・追悼の言葉・読経・焼香が行われます。
毎年、地区内の保育園児も献花を行いますが、今年は加えて園児による歌も。
世界中の人達が、愛のチカラでこの世界を守っていこう、そういう歌だったようです。
終戦後66年。
今も世界のどこかで、というよりあちこちで戦争や紛争が起きているのですからね…。
私のような戦争を知らない世代が、日本人の大半を占める時代になったわけですから、こうして、けして戦争をしない、起さないようにという願いをカタチにしていかなければいけないのですね。




私は、主催団体側のスタッフとして当日の準備と後片付けを担当です。

それにしても、田んぼアートを見に訪れる人が多いこと驚きました。
この場所は、田んぼアート見物者のための駐車場になっているので、案内図を頼りに来る人が入ってこようとして、儀式をしているので入口に来て戸惑っているのです。
「何のお葬式ですか?!」「入れませんか」という方々に、入口で別な駐車場を案内してました。
県外ナンバーの車も少なくありません。



田沢地区で、毎年、サルビアを見事に咲かせている方がいます。
昨日家に行ったら、すっかりきれいに咲いていました。

「今年はなんだか花が早いなぁ」と話していました。
一昨日、今年の稲の丈がすごくよく伸びる、とか、サクランボの双子が凄く多かったとか話してきたばかりだったので、気候のせいだけではないのでは…と、気になってしまいます。


2011.08.30:dentakuji:[なあまず日記]