あいもかわらず

月に一度の、母のお供をして福島県立医大病院へ通院する日である。


朝食をとってから、同級生に通勤途中に家に寄ってもらい、昨夜置いてきた車をとりに行った。
なかなかいい段取りだったのだが、車に乗ろうとしたら、鍵がない(-。-;
恩師に車にわが家まで乗せていただいて鍵をとってまた引き返すという、間抜けなことに付き合っていただいた。
基本的には、子どもの頃とちっとも変っていないんだなぁ…。
ほんとにお世話になりました。


昼過ぎに出発するように準備をしていたら、朝の天気が嘘みたいに、激しい雨が降り出した。
このところ、こういう天気が続いている。

国道13号栗子峠を越えて、福島市に入るとやはり、激しい雨の痕跡があった。
同じようなお天気だったんだろう。

福島市内、県立病院とも、見たところは先月よりも車の数も多く、以前のように戻っているようにも感じられる。
病院の駐車場も満車で、外来の患者もかなり多くなっている。

それでも、原発事故の影響は、私たちが通りすがりで見ただけではわからないことがいっぱいあるに違いない。
新興住宅地の崩落は、復旧工事が始まっているものの、上部の家屋はまた新たに傾いているようにも見える。
続いている余震も怖いことだろう。

いつもの如く、14:30~15:00の予約で、検査と診察終了は17:00を過ぎる。
会計を終えて、病院を出るのは18:00.



母が言うには、茨城県などの近県からの患者さんがだいぶ増えて来ている(戻っている)らしい。
震災から4ヶ月半、病院内はようやく震災前に近い、通常の状態に戻ってきているようだ。
2011.07.30:dentakuji:[なあまず日記]