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352 『精神科医が狂気をつくる』

  • 352 『精神科医が狂気をつくる』

臨床現場からの緊急警告

 

岩波 明:著  

(新潮文庫  平成26年1月1日 発行)

 

 精神を病んでいる人が多くなった、そんな感じは確かにしている。例えば、鬱病になったということは知人から話を聞いたこともある。

 高齢者の認知症と思われる人も身の回りに少なくない。その程度はいろいろあり、グループホームなどで過ごしている人、家庭で長い時間一人にしておけない状態になっているとか、何度も同じ話を繰り返すということに気がついたり、というように。

 それなのに、その治療や対応については、案外と知らないと感じている。

 そして、薬物の治療よりはサプリメント、或いは食事療法で治るのであればその方が良いのではないかと思うし、薬物を用いるなら、なんとなく漢方薬の方が・・・というような。

 これは、精神病に限らず、内科的な病気についても、傾向としてはあると思える。

 

 「精神科医が狂気をつくる」という言葉はインパクトがある。それが、臨床で診察・治療にあたっている精神科医によって語られているのだからなおさらだ。

 できれば、心身に副作用が無い方がよいというのは、正直そうでありたいなぁと、患者の立場でそう思う。しかし、それが、実際に効果がなくて、むしろ病状というか生命までも失われかねない事態になりかねない、ということならば、話は別である。

 病状の改善、または治癒に向かう効能がある薬物治療であれば、使用すべきものであるということ。まやかしの治療に惑わされてはいけないこと。 なるほど、と思った。、

2017.01.30:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

351 『泥酔懺悔』

  • 351 『泥酔懺悔』

著者:朝倉かすみ、中島たい子、瀧波ユカリ、平松洋子、室井滋、中野翠、西加奈子、

山崎ナオコーラ、三浦しおん、大道珠貴、角田光代、藤野可織

(ちくま文庫  2016年9月10日 第1刷発行)

 

女性作家12人による、お酒の、というより、お酒の上でやらかしてしまったエピソード集でしょうか。

他人の失敗談は、申し訳ないけど面白い。

わが身を振り返ってみて、お酒がらみの話は、男性より女性の話の方が面白い。

男の場合、どうも酒癖が悪いと言うと喧嘩とか危ない話になってしまいがちなのでどうもねぇ。

と言いながら、自分のお酒の上での失敗というか、未だに謎になっている二つの事件を思い出した。

そのうちの一つ。私は家系的にもお酒が強くて、学生になりたての頃に、すでに先輩を酒量では上回っていたと思う。

初めての夏休み、クラブの合宿で信州の温泉地の民宿に、皆より一日遅れで到着した夜、男女の部員でコンパが開かれた。その夜も、いい気になって飲んだ。

しかし、その夜、途中で記憶を失った。

初めての経験だった。

翌日、目を覚まし、部長と民宿の主人に「あんなことをしちゃいけないよ」とこんこんと諭された。

ところが、「あんなこと」の内容を誰も教えてくれない。

建物が壊れているということもないし、ケガをしている人もいないので暴力ではないのではないだろうかと思う。

ただ・・・、なんとなく女性部員の視線が冷ややか。

でも、誰も何も言わない。皆酔っぱらっていたことは間違いないし。

最後の記憶は、酔ってから当時流行っていたディスコミュージックで踊っていたところまで。

さて、そのあと私は何をしたのだろう。

35年経った今も、わからないでいる。

 

2017.01.18:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

350 『神坐す山の物語』

  • 350 『神坐す山の物語』

浅田次郎:著

(双葉社 2014年10月25日  第1刷発行)

2017.01.11:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

349 『ジャータカ絵本』

  • 349 『ジャータカ絵本』

諸橋精光:著 

大法輪閣  平成19年(2007年)1月10日 第1刷発行

2016.12.31:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]

348 『文系? 理系?』

  • 348 『文系? 理系?』

人生を豊かにするヒント

 

著者:志村文雄 (ちくまプリマー新書  2009年10月10日 初版第1刷発行)

2016.12.25:dentakuji:コメント(0):[お寺の本棚]