コレクション展「国宝「上杉家文書」の世界Ⅶ 戦国武将、手紙を書く」展示紹介③
「戦国武将、手紙を書く」展では、書状の形を紹介していますが 、その一つに「横内折」という折り方を施すものがあります。 文章を書いた後に、まず文面が内側になるように横に折るという特徴があり、 16世紀の東日本を中心に使われました。 これは文書を小さく折り畳むという目的があったと考えられています。 横に折る回数は1回、2回、3回などがあります。 この折る回数、もしかすると小さく折り畳むだけではない意味があったかもしれません。 結論は出ませんが、そんなことをふと思わせてくれる文書も展示しています。 コレクション展の主な展示資料等、詳しくは 当館ホームページ をご覧ください。 【お問い合わせ】 米沢市上杉博物館 0238-26-8001
2024.03.06