モリスは、デザイナーして美しく心地よい空間を つくることをめざしました。
展示室にはモリスが、デザインした四季折々の草花や果樹の 壁紙が醸し出すすがすがしい空気が満ちています。
今回の企画展の中でもひときわ目を引くのが、涼やかなガラスの数々。
モリスらが理想としたガラス本来の美しさを活かした伝統的な吹きガラス製法によるものや、繊細な文様入りのカットグラスなどです。
その透明感と色彩に、しばし、時を忘れてしまいます。
モリスといえば「いちご泥棒」。
インディゴ抜染に木版で他の色を重ねた複雑な技法に成功した最初のデザインです。
モリスのインディゴ染への情熱をひしひしと感じます。
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米沢市上杉博物館 0238-26-8001