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「学んで、旅して、たのしむ浮世絵」③

浮世絵の摺りには表面に摩擦によって模様と艶を出す「正面摺」という技法があります。

色を摺った画面を上にして版木に置き、

お猪口などでこすって艶を出します。

 

少しかがんで角度を変えて作品を見てみましょう。

模様が美しく光って見えます。

お見逃しなく!

 

 

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【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.11.21:denkoku:[博物館情報]

「学んで、旅して、たのしむ浮世絵」②

浮世絵は版元のプロデュースにより、

絵師、彫師、摺師の分業で制作されます。

それぞれの驚くべき技術とセンスの高さに驚愕!

 

19日は10時~と13時半から

アダチ伝統木版画技術保存財団摺師の技術実演を約100人の方にご覧いただきました。

摺りの技術は動きに無駄がなく、正確でそして美しい!

摺体験に挑戦した方々は絵具の置き方、

ばれんの動き等により決まる作品の出来栄えを実感していました。

浮世絵の見方に深みが加わった瞬間です。

 

浮世絵の秘密を知ると、見方が変わります!

 

 

 

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 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.11.21:denkoku:[博物館情報]

「学んで、旅して、たのしむ浮世絵」①

平日は、ゆっくり、じっくりご覧いただいているようです。

 

初代広重「東都名所 浅草金龍山年の市」(安政3年 1856)には

雪におおわれた浅草寺が描かれています。

 

当時は地球の小氷期の終末期。

江戸でも100センチを超える積雪が記録されています。

 

 

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 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.11.21:denkoku:[博物館情報]

【次回展示予告】企画展「学んで、旅して、たのしむ浮世絵~広重美術館コレクション~」

11月11日(土)よりはじまる企画展のお知らせです。

 

企画展「学んで、旅して、たのしむ浮世絵~広重美術館コレクション~」

 

 初代 歌川広重(1797~1858)は、四季折々の日本の風景、草花や愛らしい小動物、その土地に生きる人々の暮らしなどを抒情豊かに描いた浮世絵師です。代表作である「東海道五拾三次之内」「名所江戸百景」をはじめ、数多く描いた江戸や諸国の名所風景画は、当時から人気を得たのはもちろんのこと、今なおその魅力を失うことなく多くの人々に愛されています。

 そんな江戸の庶民に親しまれ、気軽に楽しまれてきた浮世絵ですが、月日は流れ、今を生きる私たちには浮世絵に描かれているものは何なのか、そもそも浮世絵とはどういうものなのかすぐには解らないことも多くなってきています。

 本展覧会では、広重美術館(山形県天童市)が収蔵する初代~五代までの歌川広重の作品を通して、浮世絵の見方や見どころを学び、広重が描く東海道や諸国を旅しながら、時代の人々に愛された浮世絵の魅力に迫ります。また、米沢市上杉博物館が所蔵する武者絵のコレクションもあわせて展示します。江戸時代後期から明治にかけての浮世絵師たちの作品の数々をどうぞご覧ください。

 

【期間】11月11日(土)~1月14日(日)

     前期11月11日(土)~12月10日(日)

     後期12月13日(水)~1月14日(日)

    ※前後期展示替えのため、12月12日(火)は常設展のみご覧いただけます。

 

【休館日】11月22日(水)、12月毎週月曜、年末年始12/27~1/1、1/9(火)

 

【開館時間】9:00~17:00(チケット販売は16:30まで)

 

【入館料】一般490円(390円)/高大生340円(270円)/小中生240円(190円)

    ※( )は20名以上の団体料金

 

 

【オープニングゲストトーク】 ※申し込み不要

 日   時 : 11月11日(土) 14:00~15:00

 会   場 : 米沢市上杉博物館 企画展示室

 定   員 : なし

 参 加 費 : 企画展入館料

 講   師 : 梅澤 美穂氏(広重美術館副館長・学芸員) 

 

 

【ワークショップ】※定員になりました

「浮世絵摺師に挑戦!」

 日   時 : 11月19日(日) ①10:00~ ②13:30~

 会   場 : 体験学習室

 定   員 : 小学生以上、各回10名

 参 加 費 : 500円

 協   力 : アダチ伝統木版画技術保存財団

 

 

 

【ナイトツアー】※定員になりました

「広重と歩く 東海道五十三次~ミラバースミュージアムがやってくる!」

 日   時 : 11月24日(金) 19:00~20:30

 定   員 : 20名程度(中学生以下は保護者同伴)

 参 加 費 : 500円

 講   師 : 梅澤 美穂氏(広重美術館副館長・学芸員)

         土屋 明日香氏(同学芸員)

  ※ワークショップ・ナイトツアーのお申し込みは TEL【0238-26-8001】ほか

 

 

【ギャラリートーク】展示解説

 日   時 : 12月16日(土) 14:00~15:00

 会   場 : 米沢市上杉博物館 企画展示室

 定   員 : なし

 参 加 費 : 企画展入館料

 担当学芸員 : 花田美穂

主な展示資料等、詳しくは当館ホームページをご覧ください。

 

皆様のご来館を心よりお待ちしております!

 

【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.11.07:denkoku:[博物館情報]

【国絵図をたのしむ⑦】

  • 【国絵図をたのしむ⑦】

<幕府の判決と境界>

後期展示では、米沢・福島間の境界争いについて紹介。

江戸幕府の判決を記した裁許裏書絵図には、米沢・福島の境界を墨線で示しています。

その線上には幕府裁判に関わった関係者14人の印鑑が捺され、裏面の判決文の印鑑と対応しています。

 

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【お問い合わせ】

 米沢市上杉博物館  0238-26-8001

2023.11.02:denkoku:[博物館情報]