2026年度の上杉文華館は「西からの手紙」と題して、国宝「上杉家文書」などを展示します。
書状は一定の規則に則って書かれました。このような規則を書札礼といい、差出人と受取人の関係が反映されていました。それをまとめた書札礼書も作られました。そこ には差出者の社会的地位に応じた規範が示されています。その適用は厳密であり、ゆえに実際の書状の書き方から両者の関係を知ることもできます。
2023年度コレクション展および2025年度上杉文華館では戦国時代の上杉氏に主に東国の領主から送られた書状を、2025年度コレクション展では上杉謙信や景勝、その 家臣らが発給した書状について、書札礼や使用された料紙などについて検討し、展示しました。
2026年度の上杉文華館では、戦国時代に京都やその周辺、中国地方など、越後より西の地域の大名や領主から長尾上杉氏に送られた書状を対象に、書札礼や使用された 紙などについて検討し、展示していきます。東国の領主や上杉氏との相違なども意識しながら、その特徴などを明らかにしていきます。
第6回≪北陸の大名(1)≫
【展示期間】8月27日(木)~9月23日(水祝)
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第6回は、北陸、具体的には越前や若狭(以上、福井県)、加賀(石川県)の領主をとりあげます。これらの地域は、越後から京都へ通じる陸海のルート上に位置していました。したがって、幕府との関係を重視し、上方へ越後の特産品である青苧を輸送する長尾・上杉氏にとって重要な地域であり、友好的な関係を築いておく必要がありました。
今回展示している4通の宛名の書き方、そして書止文言や差出の書き方などから、それぞれの差出人と受取人の関係が浮かび上がってきます。それについて具体的にみていきます。
▼ コレクショントーク
日時:9月6日(日) 14:00
場所:常設展示室 上杉文華館
※入館料が必要です。
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【お問い合わせ】
米沢市上杉博物館 0238-26-8001











