大東住宅オーナーズ倶楽部「交流広場」

▼熱しにくく冷めにくい。

床下から小屋裏・壁の中までも有効利用を図れる外断熱の家ですが、有効スペースが増えるとともに熱容量も従来の建物の1.5倍くらい大きな建物となります。

熱容量が大きくなるという事は一度暖まればなかなか冷めにくくなるのですが、家全体を暖めるには相応の時間が必要になってくるという事です。大きな鍋と小さな鍋とを比較するとよく解ると思います。

まだこの時期は蓄暖を入れずにエアコンなどの間欠運転をしているお客様も多いとは思いますが、一時的に室内の空気を暖めているだけで家全体を暖めている訳ではありませんので、室温の低下も思いのほか早く感じるかもしれません。(屋外だけでなく床下や壁の中にも熱が逃げる為)

外断熱の家で温熱的に優れているところは何といってもその輻射熱の効果にあります。輻射熱の効果を発揮させる為には壁の中や柱一本一本にいたるまでじっくりと暖めなければなりません。

私たちも冬場の引渡しの折にはプレヒートと称して入居前にエアコンや蓄暖を運転させ建物を暖めますが最低2〜3日はかかる作業です。

こうして家の芯まで暖まった外断熱の家はさほど室温を上げなくても寒さを感じないのはこうした輻射熱の効果によるものです。

室温だけではなく、壁の中や床下の温度と言う事を意識していただくとより快適な生活が送れ、暮らしの達人に近づきます。

大東の外断熱の家は一度暖めると冷めにくい家ですので、この穏やかな天気が過ぎる前に一度、建物のすみずみまで暖めていただければと思います。




2009.11.04:大東住宅オーナーズ倶楽部

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