空気には目に見えない(約10万分の2)水蒸気が含まれていますが、
空気の温度によって水蒸気を含むことのできる量が変わってきます。
図1の通り、20度の空気は空気1に対し、17gの水蒸気を含むことができますが、
5度の空気の場合、7gの水蒸気しか含むことができません。
含むことのできなくなった水蒸気が水に変化し水滴となって現れることを「結露」といいます。
冷たい飲み物が入ったコップの外側に水滴が付いたり、
窓ガラスの表面に水滴が付いたりするのがわかりやすい例でしょう。
私達が日常の生活において湿度と呼んでいるのは、
空気が水蒸気を含むことのできる量に対し、
現在含んでいる水蒸気の量の割合を示したものです。