大東住宅株式会社

200mmピッチにて鉄筋を配筋し、基礎自体の強度を高め、不同沈下を抑えます。

配筋後コンクリートを打設し、ベタ基礎を完成させます。強度の確保とともに冬は太陽熱や生活熱を蓄熱して暖房効率を上げ、夏は地面の冷気を冷輻射として利用できる蓄熱体となります。

円柱形のSCポストが空気の流れを妨げないため、通常の布基礎と比べて良好な床下の通気性を発揮します。

基礎とともに家を支える大変重要な材料です。薬剤での防蟻処理よりも、白アリや腐朽菌を寄せ付けることのない温度や、湿気を抑える床下環境を作ることが大切です。

従来の木造住宅の欠点とされているのが接合部分です。職人の腕によるバラつきあるばかりではなく、ホゾの切り欠き部分が多く、強度的にも不安が残るため、独自のジョイント金具を採用。木材の切り欠き部分を最小限に抑え、安定した強度と将来に渡って住宅の性能を確保します。

外断熱の最大の利点は、断熱材を建物の外側で覆うことによって、室内や壁体内に結露を発生させないことです。通常、室内外の温湿度差によって断熱材の内部では水蒸気の移動が行われ、露点という限界点に達してしまった場所に結露が発生してしまうのです。内断熱の場合、それが壁の中に溜まってしまい柱や土台を腐らせる原因となっているのです。断熱材で建物を覆い、しっかりと気密をとること、そして内部と外部に通気層を設けて湿気や熱気を排出しながら木材に新鮮な空気を取り入れることが、真の100年住宅と言えるのではないでしょうか。