「本当にいい家」どこを見ればいいの?

2009.07.09:大東住宅株式会社:[コンテンツ]

ブランド名やイメージで選んでいませんか?

すべての商品・サービスを売る側は、短所はなるべく伏せ、売りの部分は最大限に訴えます。ですから、テレビや雑誌の広告、豪華な展示場やカタログ、営業マンのセールストークからは隠された問題点は見えてきません。
ブランド名や外見上のイメージや価格などに左右されず、「隠された真実」を見抜き、自己判断できるだけの確かな知識を持たなければ、「本当の良い家」にたどり着くことはできないのです。
2009.07.11:[編集/削除]

「隠れた部分」「見えない部分」を見極めましょう!

いつまでも強く、いつまでも健康な「本物の家」を選ぶためには、間取や外観、仕様などを勉強する前に、「壁の中」「小屋裏」「床下」といった、今まで「隠された部分」がどうなっているか、どうすればいいのか、を勉強することが必要です。
2009.07.11:[編集/削除]

住宅を短命にする悪の根源は「結露」です!

  • 住宅を短命にする悪の根源は「結露」です!
■目に見えない「結露」が住宅の寿命を決定します!
ガラス面などに付着する結露は、とりあえず拭き取れば済みますが、やっかいなのは躯体の中で発生する内部結露なのです。今日の住宅の場合、一度発生した結露は逃げ場がなく断熱材や構造材に水分を供給し続けます。わずか4cm2の隙間があるだけで、壁の中では暖房シーズン中、30リットルもの結露水が発生するという恐ろしい現実をご存じでしょうか?しかも、この状態が毎年続くのですから構造体にとってはたまったものではありません。

■家が腐る仕組みとは?
家を腐らせる大きな要因は壁体内の結露なのですが、結露により何故家が腐るのかお分かりでしょうか?2つ原因があります。1つが腐朽菌の発生による腐朽で、もう1つが白アリによる食害です。腐朽菌にしても白アリにしても、その増殖や活動には、水分と温度と酸素が必要なのです。冬期間の結露発生により土台や柱などの含水量はかなり高くなっており、春になって暖かくなってくると、腐朽菌や白アリにとってまさにパラダイスなのです。こうした状態が長年続くわけですので、体に潜むガン細胞のように徐々に人と建物の健康を蝕むのです。

■100年もつといわれた住宅がわずか10年しかもたない?
今、住宅業界では、「品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)」に基づいた性能ランクを競っております。阪神大震災クラスの1.5倍の地震が来ても倒れない強さ。これが性能表示でいうところの等級3というクラスの家とされています。しかしながら、その強さは、評価時点での強度であり、結露によって蝕まれていくだろう10年後・20年後の強さではないという事をしっかりと認識しなければならないのです。

■最低レベルの家の方が強くなる?
例えば、建設基準法における最低基準の家で結露の発生しない家と、等級3の最高レベルの家で結露が発生する家とで、20年後の強度を調べたらどちらが強いでしょう。実験をした訳ではありませんので確証はありませんが、間違いなく最低レベルの家の方が強いと思いますが、皆さんはどうでしょうか?

■防腐・防蟻材に囲まれた家でいいのでしょうか?
結露による被害を十分に予測しているメーカーほど、防腐、防蟻対策と称して、薬剤処理された木材を大量に使用しております。これは、結露はしないといいながらも、実際には、結露する恐れが十分にあり、結露が起きても被害にあいにくくするという事の証明ではないでしょうか?しかしよく考えてみて下さい。薬剤の有効期限は何年でしょうか?また、白アリや腐朽菌を寄せ付けないほどの薬に囲まれて健康的な暮らしが出来るでしょうか?
2009.07.11:[編集/削除]