宮城県は、年間43万㎥のスギ材を産出する全国9位のスギ材生産県。このうち、まったく利用されずに殆ど焼却処分されていたスギ樹皮を利用し、製品化したイデアルグリーンは、需要の拡大と比例してCo2の削減に寄与する仕組みを持ったECO製品です。
しかしながら、イデアルグリーンは自然発酵・熟成という製造工程を前提としており、燃えにくい・腐りにくいという特徴を持つスギ樹皮が製品の原材料になるまでには、数年間に及ぶ長い期間を要する。そこで、宮城県内を中心とした製材所等から既に発酵が進んでいるスギ樹皮の集積体制を構築することにより原材料を確保しました。
また、ブレンドに使用した赤土は、農業界においては品質の高さで信頼を集めている加美町(宮城県)産の高温殺菌処理を施した赤土を使用することにより製品の安全性、安定性を確保。この赤土とスギ樹皮パウダーを1対1の割合で、しっかりとブレンドしたのが水稲専用培土「床土の力」です。この培養土は、プール育苗における苗の床土としての使用が最も高い効果が期待できます。
製品の製造に当たっては原材料の確保、発酵・熟成、更には弊社生産体制など様々な制約があることから、今シーズンは限定3万袋(容量24ℓ)を製造し、12月5日(月)から予約受付を開始します。
スギ樹皮の稲作への導入は、これまでの農業界や培養土業界の常識を打ち破る画期的な試みとして注目されています。
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