七ヶ浜町役場でプレゼン!

  • 七ヶ浜町役場でプレゼン!
昨日、七ヶ浜役場にて、平成28年度職員特別研修会があり、弊社のバーク事業の取り組みについて、説明をさせていただく機会を頂戴しました。

事業に至るまでの経緯や社会的背景・資材の特徴や利用法の提案、これからの目標など多岐に渡り、ご説明させていただきました。

 


研修会のテーマが環境保全という事もあり、皆さんが熱心に説明を聞いていただき非常に有意義なプレゼンとなりました。


 


お忙しい中、ご参加いただいた寺澤町長初め、七ヶ浜役場の皆様誠にありがとうございました。

 


尚、研修会の冒頭での、弊社、高橋社長の挨拶を一部紹介させていただきますので目を通していただければ幸いでございます。


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昨年5月にバーク資材の製造・販売を取り扱う「大東環境株式会社」を設立し、10月には機械設備を導入し、生産を開始いたしました。

宮城県内で排出される杉の樹皮は、約47,000㎥排出されています。これまで杉の樹皮は未利用の資源で,製材工場等に放置されておりました.

しかし、近年は産廃処理を余儀なくされ、その費用負担は大きく,林業や木材業者の経営を圧迫しているのが現状でした。

さらに杉樹皮の燃えにくいという特性もあって、焼却によるCO2の排出は莫大でなもので、業界のみならず社会的にも大きな課題となっており、課題の解決は急務でもありました。

もともとこの事業は、山形県の鶴岡にて展開していた事業で、資材の優れた特性は評価されておりましたが、企業規模も小さく、原材料の確保や生産設備・流通コストなど、様々な要因により、安定経営が困難な事業でした。

しかし、環境重視の時代背景と地産地消の循環型社会の実現に向けた社会的気運の高まる中、杉樹皮という安定的かつ継続的に生み出される資源を宮城の宝として有効に活用出来るのではないかという考えから、東北最大の杉の生産県でもあり、消費県でもあるこの宮城の地で事業をスタートした次第でございます。

本年4月には念願の「宮城県グリーン製品」の認定も取得いたしました。

今後、土木や緑化資材として、幅広く公共事業で採用していただく為に、関係各位の皆様にご案内をさせていただいておりますが、採用実績や資材の認知度もまだ低く、安価な輸入資材との比較もあって、なかなかハードルが高く、試行錯誤しているのが現状です。

つきましては、多くの方々に、資材の優れた特性と共に、本事業の社会的意義とその重要性を正しくご理解いただく事が急務と考えている次第でございます。

また後ほどご説明させていただきますが、イデアルグリーンという杉樹皮を発酵させ、パウダー状に仕上げた製品は、発根効果に優れ、稲作や野菜・花・樹木の育苗培土としても、床土の土壌改良剤としても、非常に効果的で、多くの生産者の皆様に協力いただき試験栽培を実施しております。

結果はどれも良好で、実のつきも味もよくなった・収量が増えた・消毒が減った等の報告が、多く上がってきており、イデアルグリーンが、これまでの農業の常識を変える起爆剤になるものと大きな期待をしているところでもございます。

まだまだ緒についたばかりの事業ではございますが、皆様のお力をお借りして、正真正銘の地産地消を可能とする、イデアル資材をここ宮城の地から発信していきたいと思いますので、何卒、主旨にご賛同いただき、ご支援・ご協力下さいます様心よりお願い申し上げます。
2016.10.01:大東環境株式会社:[トピックス]

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