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GHQの日本人洗脳工作の真実

 「GHQの日本人洗脳工作の真実」(水間政憲著、PHP研究所発行)と言う本を読んだので紹介する。写真を主にした本で、直観的に理解できる本と思う。

 戦後、GHQの日本占領政策は、日本弱体化政策として3S(スポーツ、スクリーン、セックス)政策が実施された。

 朝鮮戦争を機に、アメリカの占領政策の転換は警察予備隊設置に表れた。大東亜戦争後は容共だったが、朝鮮戦争後は反共に転換した。サンフランシスコ講和条約を経て主権回復後に、封印された東京メーデー騒擾事件(第2次安保闘争)が起きた。

 支那事変における日本軍の中国侵略は虚構である。中国国内の内戦で、日本軍は日の丸で歓迎された。通州事件では、300名の日本人が虐殺された。後に、毛沢東は国民党に勝利したことで日本軍に感謝した。

 南京大虐殺は完全な嘘である。ドイツ人ジャーナリストが捏造して世界中にフェイクニュース撒き散らした。死者は2万人ではなく34人だった。現在の南京大虐殺記念館は、捏造された写真が貼られ撤去すべきだ。中共の反日プロパガンダに利用されている。当時の松井大将は東京裁判で証拠不十分で無罪になった。

 バタアン死の行進の真相も疑問だらけ。当時のマッカーサー将軍が豪州に逃亡したことが、歴史捏造の原因になった。投降者が多過ぎ80㎞を日本兵が引率して一緒に歩いた。フィリピンは1943年10月に独立した。米軍がマニラを無差別爆撃した罪を、日本軍の罪にすげ替えた。

 香港で大虐殺が行われたと、GHQの検閲を受けたNHKラジオ「真相箱」が放送した。最近、BS放送で戦争について再放送しているが、近現代史の新しい知見に基づかないGHQ史観による放送であり、反日NHKへの反発が出るのも頷ける。

 東京無差別爆撃は、3月10日の他に5月25日にも大きな被害があった。当時、市民を巻き込んだ無差別爆撃はなく、白人による異人種の殺害である。原爆投下は、更に規模を大きくした異人種撲滅攻撃であり、原爆によるホロコーストと言える。当時、日本でも理研の仁科博士が原爆を研究しており、実験は成功していた。日本人は一般人への適用を躊躇ったが、白人は情け容赦なく原爆を実験的に投下した。3発目は、九州・小倉を標的にしていたそうである。

2023.04.27:dai:コメント(0):[学習]

日本国史

 日本国史(田中英道著)を読んだ所感について述べる。小中学校では、縄文時代は文化的なものはなく、全てが大陸から伝わってきたと習ってきたので、自分なりに新しい発見が数多くあった。

・日高見国 縄文・弥生時代、関東にあった祭祀国家(紀元前2万年以降)。アフリカで人類が誕生し、太陽の昇る場所を求めて日本にやって来た人たちがいた。日本の周辺にある国々の民族とはDNAが違っている。三内丸山遺跡を始め、旧石器時代の遺跡が日本に数多く発見されている。縄文・弥生時代の記憶に基づいて高天原神話が作られた。天皇家と関係する神宮は、伊勢神宮と鹿島神宮と香取神宮の三つしかない。関東の常陸国に日高見国があったと考えられる。家族が中心であるのが日本の国柄、村落共同体が緩やかに結びついて作られた国である。

・天孫降臨 関東から九州へ(紀元前2千年以降)。朝鮮半島を渡って来た帰化人から九州を守るため、関東から九州へやって来た。

・大和時代 神武天皇は東征により大和に向かう。ピラミッドより大きい仁徳天皇陵(前方後円墳)。漢字と仏教をもたらした朝鮮半島への出兵した。

・飛鳥時代 日本人の真髄「和」の思想。法隆寺は聖徳太子が建てた。神道と仏教の二つを受け入れたことにより、日本人の精神は成熟した。

・白鳳時代 律令国家の誕生と国家意識の確立。白村江の戦いを契機に日本の対外的国家観が生まれた。天武天皇は天皇の地位を不動にした。公地公民の理想を実現しようとして、律令国家が生まれた。大宝律令701年。

・奈良時代 日本の古典を成熟させた天平文化。奈良に平城京が作られた(710年)。古事記、日本書紀の編纂された。

・平安時代 貴族が極めた宮廷文化。桓武天皇による平安京への遷都(794年)。東北にいた日高見国系の人たちとの戦いだった坂の上田村麻呂の蝦夷征伐。最澄は比叡山で天台宗を、空海は真言宗を。清少納言は枕草子、紫式部は源氏物語。日本史上、初めて外敵が襲来した刀伊の入寇(1019年)。

2023.03.10:dai:コメント(0):[学習]

大東亜戦争はルーズベルトの錯覚から始まった

 「大東亜戦争はルーズベルトの錯覚から始まった」(杉本幹夫著)と言う本を読んだので紹介する。

 戦後レジームからの脱却のため、日本人は正しい歴史観を持たないといけない。戦後、GHQから強制された憲法・財政法・教育基本法・東京裁判などの意図を正しく理解して、直すべきものは直して行くべきだろう。大東亜戦争を理解する切り口になると考える。

 さて、アメリカの戦前の主張は「日本はシナ市場を独占しようとしている。もっとアメリカにも市場を開放せよ」と言うことだった筈である。米国は、多くの犠牲を出し、勝ちながらシナ市場から追放された。「何かがおかしい」と思わない方がおかしい。

 マッカーサー証言では、日本が戦争を始めた目的は、安全保障上の必要に迫られてのことだった。彼は朝鮮戦争で、そのことに気付いた。

 以前の書籍の紹介でも明らかなように、真珠湾はルーズベルトが仕掛けた罠であった。無線は当初から傍受・解読されていたが、ハワイの陸軍司令官ショート中将と海軍司令官キンメル大将には伝えられていなかった。これは50年間、極秘とされたが、その証拠は多数出てきている。

 日清・日露戦争以来、日本の戦争は自衛のための戦争であった。軍部は、ソ連を討つべく北進論から、東南アジアの資源を求めて南進論へと議論していたが、何故か海軍・山本五十六は太平洋へ向かった。真珠湾攻撃こそ日本の最大の失敗だった。彼が英雄のように扱われる映画・ドラマは、正しい歴史観からすると見るに堪えない。

 南京虐殺事件は、中国共産党によるプロパガンダ作戦だったことも、証拠が明らかになってきた。朝日新聞記者の尾崎秀実などは、日本の敗戦を予想し、その敗戦の混乱の中でソ連の援助を元に日本の共産革命を夢見た人物だった。

 マッカーサーは、日本が戦争を始めた目的は主として安全保障上の必要に迫られてのことだったと証言している。

 日本の一部の人達は、正しい歴史認識を2000年頃に気付いたが、私は書籍などを通じて知ったのは2010年頃のことだった。それまで、戦後GHQの歴史観にすっかり洗脳されて、太平洋戦争が正しい呼称であり、日本は中国などに悪いことをしたと教えられてきたが、日本社会党委員長が毛沢東主席に謝った所、逆に日本は何も悪いことはしてないと言われたとのエピソードがある。左翼リベラルや新聞・テレビなどのマスコミは、近現代史書籍の勉強をしていないと感じる。

2022.08.31:dai:コメント(0):[学習]

連合国戦勝史観の徹底批判

 「連合国戦勝史観の徹底批判」(ヘンリー・ストークスと藤井厳喜の対談集)を読んだので、その要旨を解説する。

 南京大虐殺はなかった。これは、中華民国が捏造したプロパガンダだった。大東亜戦争は、日本がアジアを解放した戦争で、日本の軍事進攻がアジアを解放する原動力になった。実質上、敗戦国だったイギリスは、マレー沖海戦の敗北では大きな衝撃を受けた。

 日本は白人のアジア侵略を止めるどころか、帝国主義、植民地主義、人種差別に終止符を打つことをなしとげた。

 共同通信の南京大虐殺の報道は、誤報ではなく捏造であった。これには、朝日新聞、ジャパンタイムズも当初から疑っていた。シナ大陸では、戦争で都市が陥落すると、必ず大虐殺、大強奪、大強姦事件が起きている。

 日本の大東亜戦争の大義は、日本の自存自衛が第一だったが、同時に、人種差別に対する戦争でもあった。朝日新聞は、冷戦時代は自由を弾圧した全体主義国家ソ連を支持していた。

 朝鮮半島は、日本統治時代、小学校が100から5000校に、人口は2倍になり、コメの収穫量も2倍に。工業生産額は5.5倍になった。欧米の過酷な植民地支配とは全く異なる。

 皇軍が中国の大半を侵略しなければ、中国人民は団結して立ち向かうことが出来なっかったし、国民党が日本と消耗戦をしなければ、中国共産党は権力を奪取できなかったろう。

 復讐劇としての「東京裁判」。平和に対する罪を、国際法学者は認めていない。東京裁判自体が、主に事後法にによる見世物=復讐劇であり、まともな裁判でなかった。日本はポツダム宣言を受諾し有条件降伏していた。

 東アジアにおいて、共産主義拡大の防波堤になっていた日本が滅びてしまい、日本の敗戦が冷戦とソ連の脅威を作りだした。

 ルーズベルト陰謀論、日本を意図的に戦争に追い込んだことは、証拠もあり正しい。日本の奇襲攻撃のお陰で、アメリカは第2次世界大戦に参加できた。

 戊辰の役や西南の役の賊軍も、国に殉じて亡くなった慰霊は靖国神社に祀って欲しい。

2022.06.30:dai:コメント(0):[学習]

封印の昭和史

 「封印の昭和史」(小室直樹,渡部昇一、対談集)を読んだので、その内容を紹介する。

1章 汚染された昭和史

 不戦・謝罪決議をしてはならなかった。「南京大虐殺」説は、世界的に疑惑の的になっている。当時の南京の人口、累々たる死体を見たものはいない。シナ兵はやたらに便衣兵になり、便衣兵は戦争犯罪人として殺害された。シナ兵の捕虜は出身地に返された。南京事件の責任者は蒋介石である。

 盧溝橋事件の真犯人は中共軍であり、東京裁判史観の打破こそ急務である。ジェノサイドという考え方は日本にはなく、欧米や中共の概念である。

2章 東京裁判史観を払拭せよ

 朝鮮戦争によって、アメリカは日本の立場を理解できた。マッカーサーも東京裁判は間違いだったと議会証言している。韓国併合を必要とさせたのは韓国の方だった。韓国・北朝鮮と無理に仲良くなる必要はない。日本が韓国にしたことは、ハングルを人々に教えたこと、主なインフラを建てたこと、税金を取らなかったこと。朝鮮通信使は、朝鮮の方が一方的に朝貢してきている。

 原爆投下こそが、最大の国際法違反、明白な戦争犯罪である。

3章 戦争への見えざる手

 侵略の問題を抱え込んだままの欧米や支那やロシアである。支那事変は侵略ではなかった。ABCD包囲網を形成されて、戦争するしか道の無かった日本。

 つねに悪い方へと舵を切り続けた近衛内閣、野村特命全権大使の英語は国務長官ハルには通じていなかった。なんとしてでも参戦したかったのはルーズベルトである。

4章 戦前・戦中・戦後 何が正しく、何が間違っていたか

 小村寿太郎の外交方針は、最終的に日本の国益に合致していたか?満州を日米合弁会社で経営すれば良かった。

 陸海軍大臣の現役武官制導入。死刑が当然なのは広田弘毅ぐらい。国際連盟を脱退する必要はなかった。ノモンハン事件の状況が良く分かっていれば、日独伊三国同盟は結ばなかった。

 最後通牒が遅れたのは日本大使館の責任である。ミッドウェー海戦、決死の覚悟で戦艦を先頭にすれば勝てた。

2022.05.08:dai:コメント(0):[学習]