庭の修復になぜ10年も要したのか

400年経っている庭に、自分の感性や思いだけで手を入れてしまったら、庭をつぶしてしまう恐れがあります。
一度つぶしたら、なかなか元には戻りません。
だから、401年目へと続けるためにはどうしたらいいかと考えるには、10年でも短いくらいです。

住職から怒られて目から鱗が落ちました。
木を切るにしても、生命の尊さを感じ、感謝して切っているかどうかなんです。

By北山安夫

(プロフェッショナル仕事の流儀14 File No.40より)
2009.01.29:反田快舟:[仕事の流儀]